9・9 病気は気から (2019/09/08)
以前は、手を洗うのは飯を食う前くらいのものだったが、最近はよく洗うようになった。外出から帰って、犬の糞処理後、犬を触った後、カフェを作る前、食事を作る前、食前などなど・・・。 もちろん糞処理と言っても、素手でするわけではなく、手に触れないように器具を使うのだが、バイキンがその器具を上ってきそうなので、必ず洗う。 食を作る前には、熱湯で皿、箸やフォーク、包丁やまな板などを消毒するようになった。熱湯で消毒と言っても熱湯をかけるだけである。多くのバイキンは高温水に何分以上なんてことをよくきくから消毒にならないかもしれない。手を洗うにしても、石鹸でヨーク洗い流さないとだめらしい。石鹸は別に殺菌の役割はなく洗い流すためのものだからだ。だから僕のやっている消毒はあくまで気持ちの問題のような気もする。しかし、やらないよりマシだとは思うが。 よく、路上で作りおきをしたフルーツのナマジュースを売ったりしているが絶対に飲まない。どんなに暑くても水も買わない。買うならきちんとした店でかう。もしかしたら同じものかもしれないが、路上の安い水は水を自分で詰めて売っている可能性もあるからだ。 小さい頃、縁日でおいしそうなイカ焼きやタコ焼きを、母はバイキンがいっぱいだからと言って食べさせてくれなかった。亡くなった母は、熱心な宗教家で食べ物に煩かった。畑を借り自分で耕し野菜類を作って自分で料理し食べさせてくれたし、子供たちの衣服もすべて自分で作るような人だった。僕には母の影響がおおきいだろう。 ブラジルのTVでもやっていたが、何か悪いモノを食べあたって下痢をすると、ひどいものになると寝込むし、後遺症もあるらしい。決してバカにできないのである。そのTV曰く、「海岸や路上で売っている食べ物には、バイキンがうようよです。極力ひかえましょう」とのことであった。 一度、僕がメニエル病で寝込んでいるときに、メルカードでの買い物を息子に頼んだことがあった。 息子は僕に勢力をつけようと、バール(軽食屋)の作り置きのナマジュースを買ってきてくれたことがある。息子の気持ちはホントよく解ったが、「身体の抵抗力は弱っているから」と言って遠慮させてもらった。一瞬、息子は悲しそうな顔をしたがしょうがない。健康な時にもそうしたモノに対する免疫はほとんどないのに、ましてや病気で寝込んでいるときには無きに等しい。 ブラジルのTVによるとバールでさえも作り置きのサルガジーニョ(おつまみのような軽食)も結構危ないらしい。「そんなことを言ったら何も食べれないよ」と言う人もいるだろう。僕もそうおもう。大丈夫だと思う人はどんどん食べればいいだけである。病気は気からというし,食べているうちにある程度免疫力もつくだろう。ただし、自己責任で
 | バイアのアカラジェやベレンのタカカなどは屋台で食べてこそおいしい。ただ、できればできるだけ売れている清潔なところ選ぶのが無難 |
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