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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
12・8 犬の手作りフード

12・8 犬の手作りフード (2019/12/06) この頃、自分で犬の餌を作るようになった。ブラジル米(長粒米、いわゆる、ぱらぱら米)に人参のジュースのしぼりカス、キャベツなどを入れて、牛の心臓や鶏の骨の煮汁を混ぜて炒める。
 もとは、息子の飼っている犬が、アレルギーで顔が腫れたのが発端である。アレルギーの可能性は、食べ物としてはドッグフードだけである。要因としては食べ物以外もあるだろう。
とりあえず、食べ物を変えてみることにした。アレルギー源の無い食べ物は驚くほど高く、僕には与えつづけるのはとても困難である。そこで自分で作ってみることにした。
今まで与えていたドッグフードもそれほど品質が悪いモノではない。値段からいえば、ペットショップで2番目くらいである。しかし、ブラジルの企業のことだから、ドッグフードに使う肉や米は最低のものを使っているだろう。おそらくそれが原因だと思う。
 手作りの餌を与えるようになり、大分アレルギーはおさまってきた。
 息子の犬だけでなく、僕の飼っているジジババ犬、柴犬にも与えている。ジジババ犬も柴犬も、手作りフードを楽しみにするようになった。ジジババ犬は、毛並も良くなり、体重もぐぐっと増えた。
 鶏味と牛味で試すと、鶏味の物は犬よっては好き嫌いがあるが、牛味はどの犬も好きで喜んで食べる。牛の心臓を1個買ってきて、野菜と一緒に煮てご飯に混ぜてやっている。心臓をカットするにあたり、厚く綺麗なところは自分用に保存し、残りはすべて犬用にサイコロ大に小さく切って冷凍して使っている。自分で野菜と炒めて食べても十分おいしい。
 犬の糞がぽろぽろ状になってきたので、キャベツや白菜を多くいれ植物繊維を多くとれるようにした。
 この頃は、ドッグフードをあまり食べなくなってしまった。手作りフードの方がおいしいのだろう。
 今まで3匹の犬でドッグフード15キロ袋が1月1袋必要だった。値段は130レアル(3700円)。自分で作ると1月、10キロの米、牛の心臓3~4、野菜、計100レアルほどである。自分で作ると、わずかに安いが、ご飯を炊いたり、買い物にいったり面倒である。しかし、たびたびペット病院に連れていくことを考えるとずっと楽だしお金もいらない。
 手作りフードは、僕が旅行中などは困ってしまう。ドッグフードと手作りフードを交互にやるようにしようと思っている


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