12・24 パウリスタの、クリスマスの飾りつけ (2019/12/24)
昨日、できあがった写真を渡した帰りに、パウリスタ大通りをブリガデイロ大通りからアウグスタ通りまで歩いた。 ちょうど1週間ほど前にアウグスタ通り周辺を歩いたが、ほとんどクリスマスの飾りつけがなされていなかったからである。そう言えば去年はどうだったか、どうしても思いだせない。思い出せないということは、少なくとも飾りつけは、あるにはあったのではないだろうか??? 今年は、ほとんどない! ブリガデイロからアウグスタまでの間、約1キロは、写真を撮ろうと思うような、これぞクリスマスというような飾りつけは皆無にひとしかった。 つい、4,5年前はパウリスタのクリスマスの飾りつけは、サンパウロでも有名で、州内の人はもとより、州外からも見にくる人がいたほどだ。セントロからはクリスマスの飾りつけを見るツアーバスが出ていた。 今年はない! あっても、ちょぼっ、ちょっぼ、である。それほどブラジル経済は悪いのか?? 為替は1ドル=4レアルほどだし、確かによくはない。しかし、米中の貿易戦争で、肉、大豆などの農産品は中国向けの輸出が拡大しているはずである。インフレは少し上がり始めたが、それほど急激ではない。町の中小企業の経営者も決してよくないが、まだなんとかなる程度だと、僕が尋ねた人々は言う。 一方、セントロの飾りつけは、ここ数年で一番華やかな感じがする。巨大なクリスマスツリーがサンベントウ広場や御茶ノ水橋近くの広場に作られたり、ネオンが飾られたりしている。 パウリスタの、クリスマスの飾りつけが、ショボイということはブラジル経済もよくないのであろう。
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