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     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
12・25 クリスマスの、朝の散歩 [画像を表示]

12・25 クリスマスの、朝の散歩 (2019/12/24)   昨夜のイブは12時過ぎまで花火が打ち上げられたり、ざわざわと人のザワメキで外がさわがしかった。そのまま寝込み、4時頃目をさましたが、どこかで大音量のバイア風(アシェ?)音楽があけた窓から流れ込んできていた。おそらくイブの夜から騒いでいる奴がいるのだろう。ブラジルの伝統では、クリスマスは家族で神妙にクリスマスを祝い、新年は友人たちとバカ騒ぎをするというのが通例だったが・・・。今年はちょっと違う感じがする。今まで気が付かなかっただけなのか??
 クリスマスの日、カピカピの快晴。「雲一つない・・・」と書けるなと思っていたら、ちぎれ雲が一丈あった。
 5時に目覚め、犬たちの餌と自分用のニンジンジュースを作る。さて何時にリン(柴犬)の散歩にでようか? ちょっと悩んだ。というのは、クリスマスで、7時までだとほとんど人どおりがないだろう。いや、8時までは危ないだろう? 
 というのは、麻薬中毒の路上生活者や、青少年(ストリートチルドレン。とは言ってもたいてい170以上ありぼくより大きい)が徘徊し、襲われる可能性が高い。僕の住んでいるのはほぼセントロ区で他区は知らないが・・・。セントロ区は他に比べて、路上生活者やストリート・チルドレンが多い感じもするが、最近はどこも多いらしい。
 結局、9時にでかける。天気がよく、少々暑いが爽快である! しかし、、セ教会が近づくにつれ、人どおりは少なくなってきた。通常、今の時間だったら営業している店も閉まり、車も少ない。9時でも危ないのか・・・。
 ジョン・メンデス広場の前にある教会のちかくにくると、お年よりや家族連れがぽつりぽつり歩いていた。クリスマスのミサに行く人々だ。セ教会にいってみようかな? と思ったが、ミサはおそらく10時以降だし、犬もつれている。そして何より、セ広場は路上生活者が多く危険だ。以前は、路上性生活者の多くは、せいぜいピンガ(安い地酒)の飲んだくれであったが、最近は麻薬が蔓延し、中毒者が増えている。麻薬(混ぜ物が多い極悪品)を買うお金欲しさに襲ってくることがしばしばある。なので、決して油断できないのだ。
 何事もなくリベルダージについたが、三重県橋にさしかかったところで、知らない黒人が携帯で動画を撮っていた。撮られるのが嫌だったので、向こう側に道をわたったが僕の動きをおいかけて撮っている。チッと舌うちするとやっと止めた。風景を撮るのにたまたま入ったのなら仕方がないが動きをおいかけてまで、許可なしで撮るのは失礼である。何も言わなかったが、もし撮るのを続けたら消させるつもりであった。
 リベルダージ大通りにでるとパトカーが2台止まり8人の警官が男に尋問していた。リベルダージでは中国系食糧店が4,5軒開いていたがやはり危ないのである。
 途中、3人の上半身裸の少年たちが、営業している店にたむろっていた。オーナーは迷惑そうな顔で彼らをじっと見ていた。どう見ても危ない雰囲気である。オーナーの他に授業員がいたし、大通りに面していたので、そのまま足を速めた。
 人どおりの少ないクリスマスの朝は危ない。正月は朝の散歩をやめよう

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カピカピ快晴のクリスマス


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