1・13 セントロで普通に見かけるようになった同性カップル (2020/01/12)
ここ数年、サンパウロのセントロ付近にはゲイ・レズが増えてきた。土曜日の早朝にバスの中から見ていると、踊り明かし、今から家にかえるのか? 男4人がバス停でバスを待っていた。ただ居るだけなら普通なのだが、彼らは、男同士で恋人のように、腰に手を回し、見るからに仲睦まじかった。同性カップルであることがありありとうかがえた。 彼らは、別に僕に対して何かしてくる訳でもなく、他人に迷惑をかけるわけでもない。ただ自分たちが心地よくいるだけで、文句をいう筋合いは僕にはまったくない。彼らの勝手ということはよ~く分っている。 しかし、頭が古くて硬い僕には、ただただ見苦しい!「僕の見ないところでやれ! あっちゃ行け!」と言いたいが、サンパウロで、そんなことを言えば差別発言だ、と言って訴えられる可能性が大きいだろう。 以前は、男同士の同棲者は片方が女装をしていることが多かったが、最近はどちらも男そのもので、顔にはヒゲまではやしている。そんな二人連れが、毛もじゃもじゃの手をつないで歩いている姿を見かけることがホント多くなった。こちらは、目を背けるしかない。 女性も、女同士手をつないでいる姿をみかける。が、もともと女性はレズでなくても手をつなぐ人が多かったので、こちらはレズなのかどうかは見分けづらい。しかし、女性の場合は、何故か片方が、短髪にキャップ、ズボン、でぶ、の場合が多く、見分けやすい。 最近は、こうした同性カップルを普通に見かけるのですっかり慣れてしまった。
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