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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・26 旧正月 [画像を表示]

1・26 旧正月 (2020/01/25) 久しぶりに雲ひとつない快晴。9時の段階でセントロの路上デジタル気温計は25度を表示している。おそらく午後には30度を越えるだろう。散歩をしていると少し汗ばむ。
 昨日あたりからリベルダージでは旧正月を祝うフェスタ(お祭り)をやっているかな~、と思っていたが、幸いなことに行われていなかった。コロナウイルスの流行で中止になったのか? 来週あたり行うのか? わからない。来週あたりやりそうな気がする。
 どうせやるなら、わざわざ元日本人街リベルダージでやらなくてもいいじゃないか! 中国人が多いとされている25・デ・マルソでやればいいのに、と思ってしまう。
 ブラジル人が訪れやすく、名前のあるリベルダージの方がやり易いのだろう。それに、ブラジル人には中国人のお祭りであろうと、日本人のお祭りであろうと、どちらでもいいのである。要は安く楽しめておいしい食事ができれば!
 前回、日本から帰ってきたおりににタクシーに乗ろうとすると、タクシーをサポートしているブラジル人のおじさんに、25・デ・マルソ❓ ボンへチーロ? リベルダージ?と聞かれた。25・デ・マルソにいくなら中国人、ボンへチーロなら韓国人、リベルダージなら日本人と思っているようだ。パウリスタと尋ねられなかったところを見ると、現地に住む東洋人と思われたのだろう。もう、ブラジル人からみても現地人なのだ。ちょっと寂しい。
 東洋人に関わる仕事をするブラジル人は、中国人の多い町は25・デ・マルソだと思っているようだし、中国のお祭りをするなら25・デ・マルソでやるべきだと思う。とはいうものの、最近の中国人のリベルダージ侵出は凄い。日本人の経営するお店は驚くほど少なくなった。中国人街だと言ってもおかしくない。
「これほどまでに日本人が少なくなってきたのだから、新たに日本人街として日本人が多く住むサウージあたりに日本人街をつくればいいんだよ」と友人は言う。リベルダージを乗っ取られた感じがしないでもないが、その方がゆったりとショッピングや食事をたのしめるかもしれない。

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雲ひとつない、久々の快晴


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