1・29 ブラジルでも感染者 (2020/01/28)
コロナウィルスはブラジルでも感染疑いの人間が出始めている。1例は武漢から戻ってきたミネイラ(ミナス女性)で、発症した? と思われる。あと2例はポルトアレグレとクリチバの人でこちらはまだはっきりと解っていないらしい。リオで武漢からの中国人旅行者がせきや熱が出たが陰性だったという。
ブラジルまでコロナウイルス感染者がでてくると、おそらく世界中に中国を旅行した人や中国人にウイルスは撒き散らかされているだろう。中国人は、たとえ病気になっていなくても自国でじっとしていればいいものを! 他国に行って動き回るからよけいウィルスは広まっていく。
昨日、メルカードにいく。メルカードには中国人がよく買い物にくるのでマスクをしていこうかと思ったが、残念ながら家になかった。東洋人からは2m以上離れていることを肝に銘じていくことにする。普通だったら、メルカードの中で、写真を撮りながら散歩するのだが、それは止めて魚と卵に鶏肉を買って、そそくさとでる。鶏肉屋に中国人がいたので、2m離れる。と、もしかしてこれは差別になるんじゃないだろうか? という考えが頭を過る。この中国人はずっとサンパウロに暮らしている人かもしれない? 無理して近づくつもりはないが、あまりにもわざとらしく遠ざかるのも、中国人にとって気分がよくないだろう。改めて、その辺に気を付けることにした。
友人に「ブラジルにもコロナウイルスが入ったんだってね」と聞くと
「大丈夫よ。ブラジル人はカーニバルで強くなっているから・・・ハハハ」と笑い飛ばした。彼は日本でいうと東大にあたるサンパウロ大学を出た人間である。その彼でさえ、たいして危なくないと考えているようだ。まあ、確かに、気持ちよく晴れ渡った空の下では、ウイルスが広まりそうな可能性は微塵も感じられない。とはいいつつも、結構、危ないことをしっている人も多く、いつも買う果物屋のおじさんはこちらが言いだす前から知っていた。テレビでもニュースになっているのだろう。
今日のネット・ニュースには社員の、中国への出張を、フェイスブックや日産、ヴァーリなどの企業では取りやめたらしい。
カーニバルでは、保菌者がいれば感染する可能性はかなり高いと思う。1、2月ではこの病気は収束するのは難しいらしい、カーニバルを目指してくる中国人も多いだろう。考えただけでも憂鬱である。今年のカーニバルは家でじっとしていた方が良さそうである。
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