2・3 コロナは怖いがついつい・・・ (2020/02/02)
ついにブラジルも武漢滞在のブラジル人を本国に送還させることを決定した。ブラジル国内で決めただけのことで、すんなりと中国が許可するかどうかは解らないが・・・・ そして、リオ・デ・ジャネイロではカーニバルでのコロナウイルス予防を計画しているらしい。具体的な内容は書かれていなかったが、おそらくマスクの配布くらいではなかろうか? 今朝は、他の話題が少なかったのか、僕が見たネットニュースではコロナウイルス関連が多かった。ブラジルもやっと注意するようになったようだ。 しかし、土・日には旧正月祭りは行われるし、昨日はプレカーニバルのカーニバル・デ・ルア(路上カーニバル)が行われた。実際は、多くの人はブラジルまでは拡散されないだろうと思っているようである。 最初はどちらも写真を撮りに行くつもりはなかったが、ついつい行ってしまった。 もともとは日本人街であったリベルダージが、悪く言えば中国に乗っ取られるような感じがして数年前からいかなくなっていた。なによりいやだったのは、街のシンボルであるスズラン灯(街頭)一個一個に中国風の絵をかいた朱色の段ボールを被せているのを見ることであった。ここまでするか! といいたい。旧正月まつりをするのはいいだろう。しかし、スズラン灯をないがしろにするのは許せなかった。今年は、段ボールを被せたのはメイン通り・ガルボンブエノの、ほんの300mほどにあるスズラン灯のみで、それも左側だけであった。嫌だと思いつつもこの写真を撮っておきたくて、今年は行ったのだ。人ごみを避けて8時半だったので人は少なかった。感染する可能性はほとんどないだろう。こうしたイベントには中国から観光や仕事にきた人も参加する可能性も高いと思う。そのうえ、例年だと歩くのもやっとなほど人がくる。感染者がいれば拡散されることは間違いないだろう。今年はどれだけの人がやってきたのか知らない。
アパートでネットを見ていると窓から、カーニバルの音楽が流れ込んできた。外を見ると、数百人が音楽に合わせて踊りながら行進しているではないか! 初めは無視をするつもりであったが、望遠レンズで撮れば大丈夫だろうと思い、結局写真を撮りに行ってしまった。 ちょっと感染に神経質になりすぎのような気もするが・・・、保険にも入っていないしできるだけ病気にはかかりたくない。外に出ると、たくさんの上半身裸の男性や、結構たくさんの人々がビール片手に踊っている。これは!! これほど多くの人が集まれば、もし、この中にウイルス感染者がいれば感染は免れないであろう。爆発的に感染すると思われる。それでも、写真を撮っているうちにウイルスのことなど忘れ去ってしまっていた。 ついついカーニバルに参加してしまった人、自分は大丈夫! といいきる人、何も知らない人など、能天気なブラジル人にはこういった人が多い。もっともかくいう僕もそのひとりであるが・・・。今年のカーニバルは絶対避けよう、と心に深くふかく誓った。
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