2・6最近のサンパウロ・セントロ (2020/02/05)
以前にも書いたが約25%路上生活者が増えたそうである。(これは日系の友達からの受け売りであるが・・・)確かに、セントロを歩いていて、いたるところでゴロゴロ寝ている路上生活者が増えたし、裸足の路上生活者をよく見るようになった。以前から路上生活者は、セントロでは良く見かけたが、さすがに裸足はあまり見かけなかったような気がする。それだけ、貧しい人が増えたということだろう。それも超貧しい人が。 突然、殴りかかったり、蹴りかかったり、横断歩道を渡っていて物をぬすむふりをしたり、訳の分からない行動をする人間も増えた。はじめは、もしかして、そんなことをされるのは僕だけか、と思ったが、見ているとブラジル人男性も女性も、こうした嫌がらせを受けている。普通に歩いていて突然されるので、ほんとうに腹立たしい!! どうやら貧富の激しい社会の中で、貧しい自分の状態に、どうしようもない苛立ち・不満を持ち、他人にぶつけているような感じである。たいてい、チンピラのような路上生活者で大きな犯罪もできず、せいぜい人を驚かせて楽しむ「世を拗ねた」奴である。しかし、殺しをしたり、おおきな犯罪をしたり、しないだけましかもしれない? ただこういった人間はよっぱらったりすると、急に気が大きくなり犯罪に走る傾向がある。気をつけなければならない。警察に訴えても実質的には、何の被害をうけていないし、やられた後なので、「どしようもない」というだけである。 昔は、たいていの路上生活者は、ピンガ(安酒)を飲みベロベロ状態の人が多く、危なくはなかったが、最近の路上生活者は麻薬常習者が多く何をするか分らない。十分気を付ける必要がある。
ちなみに、日本から旅行でやってきて、「中」以上のホテルに泊まり、タクシーなどを使って観光する場合はほとんど危ないことはない。油断し過ぎると問題であるが、そうでなければブラジル観光は危ない目にほとんど遭わずに楽しめる、と思う。 ただし、サンパウロのセントロ付近や、地方でもこの辺は気を付けてと言われる場所を観光をする場合は十分気をつけた方が良い
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