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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
2・12 性格の悪い? 柴犬リン

2・12 性格の悪い? 柴犬リン (2020/02/11) 「よう、よう、ばーちゃんよ~」
 と、でもいうように、柴犬若犬、リンがミニチュアダックスフンドのババ犬、アズミに執拗に絡んでいる。昨日、今日と雨がしょぼつき散歩に出かけられないので、リンはいらついているのかもしれない。朝、寝室と台所と廊下を開け放ち、できた約15mの長さがある空間にボールを30分ほど投げて遊んでやったのに、まだ足りないようだ。そんなことを思いながら、PC仕事をしていた
 まさか、ここで争いが起きるとは夢にも思っていなかった。飼い主が、同じ部屋にいるのである!! ちょっと目を離したすきに、リンがババ犬アズミに後ろから覆い被さった。リンを引き離そうと拳で叩くが、我を忘れてしまったリンは離れようとしない。アズミは泣き叫んでいる。やっと引き離した時には、アズミの鼻に噛み傷が数か所あった。流血もしている。その間、わずか数十秒。以前ほどの大きな傷ではなかったから大丈夫かと思ったが、噛まれたの場所は、犬の急所の鼻近く、吻である。ばい菌がはいらないようにすぐにプロポリスクリームを塗る。しかし、案の定、3時間後には腫れてきた。腫れて片方の鼻の穴がふさがって息がくるしそうである。以前、アズミが歯槽膿漏で歯が抜け、顔が腫れた時に使った、腫れをひかせる抗生物質を飲ませようと引出しをさがすと見つかった。しかし、使用期限を見ると15年10月までとある。約4年も過ぎている。飲ませようか、どうしようかと迷う。考えたあげく止めた。4年も過ぎていると変質していている可能性が高い。天然の抗生物質、プロポリスだけにすることに決めた。
 プロポリスは僕にとっても万能薬だ。傷をすると、ばい菌がはいらないようにすかさず塗るようにしている。少しは腫れるが、気が付くと化膿することなく完治している。一応、犬用と人間用を分けて使っている。液体のプロポリスと異なりクリームは沁みて痛み伴うこともなく、犬たちに使うには非常に便利なのだ。
 アズミは目に力があり、大丈夫だと確認するが、寝息は鼻がつまりいびきをかいて苦しそうである。息が詰まる可能性もある。寝ずに番をすることに決める。しかし、気が付くと寝てしまっていた。
 アズミは?、とみると、いびきをしているが、昨日よりは落ち着いているようである。晩は食べなかった餌も今朝は食べた。峠はこしたようだ。しかし、まだ鼻汁が固まって穴を完全に塞いでしまうかもしれない。チリ紙を棒状にして鼻の穴にいれる。最初はいやがっていたが、2,3度行うと空気が入りやすくなったのか、いやがらなくなった。もう、絶対、ジジババ犬の近くにリンを近寄らせない!
 リンはなんて性格の悪い犬だ、と思っていたが、たまたま見かけた犬の矯正トレーナーのユーチューブに、柴犬は、もともと猟犬なので非常に難しい。性格の良い柴犬は、大人しく性格の良い柴犬どうしを掛け合わせたものが多い、と言っていた。リンは嫉妬深く、どうしても性格が悪く見えてしまうが、それは柴犬特有の、もともとの特性かもしれない。あるいは、リンが性悪の犬なのか? あるいは、あるいは、僕の飼育の仕方が悪いのかもしれない。ともすると、キレそうになるが、前者であることを信じて、気長にキレずに、リンの性格が曲がらないように飼育していくしかない。柴犬は本当に難しい!  今までたくさんの洋犬を飼ってきたが、こんな犬は初めてである


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