2・16 プレカーニバル (2020/02/15)
カーニバルまであと一週間になった。サンパウロのセントロでは、昼すぎからあたりから、トリオエレトリコ(大音響トラック)がカーニバルミュージックをあたり一帯にまき散らしながら、数千の人々を引き連れ路上を超低速で練り走っている。 この行進のために、市内バス560路線が変更になったという。まだ一人も感染者がでていないことから「コロナウイルスなんて地球の反対側の病気! 私らには関係ない」という感じが、そのバカ騒ぎからうかがわれる。とはいうものの、今年のプレカーニバルは少しおとなしい気がしないでもない。1週間前だろうか?? 僕自身はまだ一度もこの行進には参加したことはないが、日のカンカンに当たる中を上半身裸になり、缶ビールを片手に気の知れた仲間との行進は、一体感を産み、日ごろのストレスはあっという間に霧散してしまうだろう。 騒音や、バカ騒ぎを嫌い多くの人々は、さっさと旅行にでかけてしまうが、近年はサンパウロの路上カーニバルは人気を呼び、地方からわざわざ来る人も多いし、路上カーニバルに参加するために旅行を取りやめる人も増えているらしい。 今年はコロナウイルスのこともあり、カーニバルの写真を撮りに出かけないことにした。メトロで、近くにいた若者が僕を見て上着であからさまに顔と鼻を覆ったのが大きな決めてとなった。アルコールで酔っ払った人間が数人で暴 力を振るってくる可能性もなきしにもあらずである。うつされる可能性もあるし、無理はしない。しかし、寂しい~。血が騒いでどうしようもなくなり、つい出かけるかもしれない。そうならないように気を付けなくては!
 | セントロのいたる所に簡易トイレが設置された。カーニバルの終わりには尿便でたっぷんたっぷん。とても使用するきにはならない |
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 | 天気が良すぎてコロナウイルスのことなんか考えられない! が・・・ |
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