２・２６ 初の感染者でる (2020/02/25)
今日でカーニバルも終わり。
このままで無ければいいなと思っていたが、ついにブラジルでもコロナウイルスの感染者が出た。働きに行っていたイタリア北部からの帰国者らしい。感染はしているものの本人はいたって元気らしい。ブラジルには、日本人はもとより中国人、韓国人、イタリア人は多い。おそらく今後、感染者は次々とでるだろう。これから冬に向かい寒くなるし、暑さに弱い？？ コロナウイルスが拡散しパンデミックにならないことを祈りたい。
サンパウロではカーニバル・デ・フア（路上カーニバル）が、雨に見舞われ、セントロではその中でも踊り続ける人々がたくさんいた。この人たちはコロナウイルスの感染危険のことを少しは考えているのだろうか？？ 数万規模の大群衆が集まるカーニバルに参加し、その上、雨に濡れるなんて・・・。カーニバルに浮かれる気持ちはわかるが、その後のことを考えるとおそろしい。日本人的な考えかもしれないが、自分だけで終わらず、周囲の人にも感染する可能性があることを考えるとぞっとする。ブラジル人の多くは他の人のことまで考えない人が多いが、さすがに家族に感染者がでれば辛いだろう。
今年のカーニバルは発砲事件が2件も発生。弾に当たらなくても群衆に倒され怪我する可能性もある。サンパウロのカーニバル・デ・フアが盛り上がることは大いにうれしいことであるが、安心して参加できないのは悲しい。
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