今日のメルカードは、先週と打って変わり、いまいち活気も無く、いやにマスク姿の中国人が目についた。 　買物客は先週に比べて確実に少なかった。何故か、中国人の買い物客が目につく。それもその８０％はマスクをしている。僕の印象では、中国人が散々ビールスを世界中にまき散らしといて、今は自分たちがマスクをし、のうのうと買い物をしている、という感が強い。少し腹立たしい！　あくまでも、個人的な感想だ。 　旧正月に本国へ一時帰国していた人間が足止めをくらい、ブラジルへ戻れなくなっているという話をきいていたが、もしかしたら、それらの中国人が戻ってきているのかもしれないし、中国から逃げてきた中国人が買い物に来ているのかもしれない。そうなるとますますビールスをまき散らす可能性が高い。それほど、中国人ばかり目についた。 　日系人と中国人は明らかに服装が違うし、顔つきも微妙に違うから、だいたい僕の見立てはあたっていると思う。だいたい、日系人も、日本人もメルカードにくる人はわずかで、ほとんど来ない。 　息子にメルカードに買い物に行くと、ワットザップ（日本でいうとライン）でしらせると、「汚いし中国人が多いから絶対行くな！　中国人の85％は武漢肺炎のビールスに感染している！　絶対にやめて！！」という返信がきた。 　さすがに、これはデマであるから、「大丈夫。２ｍ以上、人から離れるようにするよ。特に中国人には気を付ける」と返信した。それにしても中国人の８５％というのは行きすぎである。それなら日本人は50％以上か？？？　 　しかし、実際、メルカードも普段に比べ人が少なかった。メルカード周辺の交通量も幾分少ないことは確かである。息子の話では、政府が緊急の警告をだした、と書いていたが？？　ブラジルの感染の広がりは中国以上の速さらしい。今朝、犬の散歩に行った時に、路上の隅で、路上生活者が寝ながら咳き込んでいた。もしや武漢では？　と思ったものである。ファベーラ（貧民街）に住む人間は、食べ物が偏り抵抗力が弱っている人が多い。当然、免疫力も弱くなっているから、あっという間に感染し、パンデミックになりそうである。ネットでは４６万人が羅漢すると予測されていた。 　なので、どうしても今日はメルカードで大量に食べ物を買う必要があった。息子の制止を振り切って、僕なりに注意しながら、メルカードで買い物をしてきた。 　このままいくと食べ物などの物流がとまらないとも限らない。ヨーロッパ諸国の現状を見ていると、サンパウロも同じようになる、いやそれ以上になる可能性が大きい。ただ、気温が今日も日中は30度を近くあった。気温が高いことだけが、パンデミック抑制の唯一の気休めである。今後どうなるだろう？ 今日のメルカードはマスク姿の中国人ばかりが目についた

前のページへ / 上へ / 次のページへ