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3・１９ 商業施設閉鎖発表の翌日のセントロ周辺 (2020/03/19)
昨日の食品・医療関係以外の商業施設閉鎖命令が発表され、今日はゴーストタウンのようになると思いきや、犬の散歩に17時ほどに出かけて驚いた。お店の9割程度は営業されていた。これはあくまでセントロ周辺であるからサンパウロ１の商業街パウリスタや他地域はゴーストタウンのようになっていたかもしれない。
イタリアで今日（19）の段階で死者が3405人もでているが、サンパウロではわずか4人しかいない。それだけに人々は、武漢肺炎に対してさほど恐怖感をもっていないのかもしれない。それに1か月以上も店を閉めた状態では、従業員の支払いやらなんやらかんだらで、特に個人営業の店はとてもやっていけない。ただ、車の量は確実に減り、7割から8割程度である。しかし、バスも普通通り走っているし、普段とさほど変わった感じはしない。
17時の段階で28度ほど。真夏とはいかないまでも初夏ほどの暑さである。もしかしたらこの暑さのおかげで、サンパウロはパンデミックにはならないのでは？ という感じがしないでもない。しかし、今日のネットニュースにファベーラ（貧民街）は確実にパンデミックに陥るだろうとサンパウロ最大のファベーラのリーダーの言葉が書かれていた。確かにその通りである。路上生活者やファベーラの住人の貧困層の間に広がり、それが一般市民に、そしてお金持ちにも広がっていくだろう。
明日は支払いをし、水はしっかり買っておこう
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