3・25 日本語訛り (2020/03/25)
外出禁止令、そして商業施設閉鎖命令で、セントロはまるで日曜日の、間延びした午後の雰囲気だ。犬の散歩やジョギングをする人はいるものの少ない。今後、どうなるだろう。全く見通しがつかない。
今まで気が付かなかったが、テレビニュースをYouTubeでもライブで配信されていることに気が付いた。毎日、日本の虎ノ門ニュースを見ているが、同じ感覚で見ることができる。 これで、僕の日本語訛りのポルトガル語も少しはましになるだろう。デジタル放送になってテレビを買い替えなかったために、テレビを見ることがなくなっていた。ネットで毎日のニュースを知ることができたし、さほど困ることもなかったからだ。 ただ、自分はちゃんと喋っているつもりなのに、多くのブラジル人に通じないことが最近増えていた。どうしてだろう? と考えていると、いきついたことがあった。そう、テレビを見ていなかったのである。テレビがあるときには、見ようと見まいと常にテレビをつけていてポルトガル語を耳に入れていた。実は、常にポルトガル語を耳にすることで知らず知らずのうちに、そこそこの発音ができるようになっていたのである。 もともと語学音痴の僕には、テレビは必要なものだったのである。しかし、気が付いた時には、すでに遅く、僕のポルトガル語は強い日本語なまりのあるポルトガル語となってしまっていた。僕の発するポルトガル語には、ブラジル人が理解できない発音の単語が多くなっていたのだ。 日常で、聞く部分には大して問題がなかったために、今さらテレビを買う気にもならず、何回でも喋って解らせばいい、PCで毎日のニュースを確認すればよい、と思うようになってしまっていた。 しかし、今日、ニュースをYouTubeライブで見て、改めて、その必要性を感じた。テレビを新たに買うつもりはないが、今後、YouTubeライブを毎朝見ようと思っている。
 | 良い天気になりそう。これで武漢肺炎がなければ最高なのに! |
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