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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
3・31 今日の買い出し [画像を表示]

3・31 今日の買い出し (2020/03/31) 今朝、Yahooニュースを見ていて面白い記事があった。ボルソナーロ大統領は「人間はいつかは死ぬものだ。・・・武漢肺炎はただの風邪だ。・・・・」と言い切って、経済活動を続けるように、国民にテレビなどで言っているらしい。これに対して国民の約半分が反対を示し、多くの州知事は不支持に回っているというニュースが載っていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200331-00010011-newsweek-int
 僕はボルソナーロの言うことに全面的に賛成だ。武漢肺炎がなくても殺人やデング熱、黄熱病などで、毎年、多くの人が死んでいるブラジルでいまさら武漢肺炎の感染者、死者が増えたくらいで、外出禁止令、商業施設閉鎖令をだして経済活動をストップさせることはないと思う。もちろん、ディスコやテアトロなど人が密集する感染者を出しやすい施設は閉鎖するべきだが。
 もし、ブラジルのような国で経済活動がストップし、医療崩壊が起これば、それこそ、そちらの方が被害が大きい。アメリカや日本、ヨーロッパの国々のように、国民に多額の援助金をだせるような余裕はブラジルにはとてもない。それでもなんとか出すようなことを言っているが非常にびびたるお金(月600レアル、1万5000円ほど)だ。
 今日も多くの人が預金を引き出すために銀行前にならんでいた。大多数の人がその日暮らしとはいかないまでも、毎月ぎりぎりで暮らしているのである。2か月以上給料が止まったらそれこそ大変なことになるだろう。

 今日、メルカードに買い出しに行った。途中、南米最大と言われる25・デ・マイオの問屋街を通った。街の入り口は、車が通行できないように鉄柵で封鎖さされ、4,5人の男が見張っていた。街のすべての店という店はシャッターが下ろされているが、店の前には男が数人いて、人気がなくて恐ろしいということはない。おそらく、この男たちは、この機に乗じての強盗の見張り番だろう。さらに道の角には警官がいるので、店は閉められ、客はいないが、街を一人で歩いても安心感はある。
 メルカードは先週以上に店は閉められていたが、開いている店も意外に多い。豚肉が2レアルほど値上がっていたが、その他のものはいつも通りである。魚屋はほとんど新鮮な魚は入荷していかった。来週には外出禁止令、閉鎖令が解除されるらしいがどうなるだろう

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問屋街のすべての入り口が封鎖されていた

 


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