移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・11 死者1000人超え

4・11 死者1000人超え (2020/04/11) ついに死者1000人を超えた。
 ネットニュースでは予想以上の速さと載っていた。2月末のカーニバルを見る限りでは、感染者の爆発的拡大は間違いなく起きると思っていた。当時、入国制限をしなかったことから、パンデミックを起こしている中国から、人がどんどん入国していた。その頃、空港で疑感染者とでるのは、やはり中国人が多かった。陰性と出ても実は陽性だったのではなかったか? 日本と同じで、あの時止めていれば、、、と思わずにいられない。数週間後に、メルカードでマスクをしていたのがすべて中国人、というのが笑えた。さんざんウイルスを運んでまき散らした人たちの同胞が、マスクをして予防しているのだから。まあ、もう過ぎてしまったことだから、今はもう言いたくない。腹立つだけだ。
 自宅に籠り外出しないようにしていた人は47%で、残りの約半分は外に出てなんらかの活動をしているようだ。ブラジルでは外出禁止なんて無理だ。もう、食料もお金も尽きて、働かなければならない人も多いと思う。大統領の言う通り、武漢肺炎をただの風邪と思い、重篤の症状が出ていなければ経済活動をするしかないと思う。政府が援助金を、自由業の人と貧困家庭に3か月間600レアル(約1万2000円)だすそうだが、少なすぎるし、3か月で終息するとはとても思えない。
 「学校が休校になったために給食がでなくなり、3人の子供は昼めしを家でたべる。母親は子供たちに昼飯を食べさせるために、自分の昼めしを抜くようになった」というような記事がのっていた。ここブラジルでは、多くの人が、経済活動を止めて食えなくて死ぬか、武漢肺炎でしぬか、の2者択一の状態にある。それなら、短期間で死ぬ武漢肺炎にかかることを僕だったら選ぶ。とはいうものの、重篤になると、息ができなくなりかなり苦しむらしい。
 とにかく今は生活をできるだけ切り詰め、嵐の過ぎ去るのをじっとまつしかない。罹患しないように睡眠をよくとり、免疫性を高めよう。
 このまま死者が急激にふえつづけるとサンパウロ州のドリア知事は罰則や罰金はては逮捕を外出者に課すかもしれない。しかし、経済をストップさせると食えない人がで、その人達は体も弱っていきますます感染しやすくなるだろう。難しいところである
 


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.