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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・13日本の友人へのメール

4・13日本の友人へのメール (2020/04/12) ブラジルではついに死者1000人を超えました。
 発令を無視し、外で活動する人が60%以上になり、なんとか感染者激増を抑ようとするドリアサンパウロ州知事はカンカンです。外出禁止令・商業施設閉鎖令のを破ったものを厳罰化するといった口調にだんだんなってきました。
 ブラジルのような低所得者層が多い危弱な国にでは、営業施設閉鎖令を勧める動きは間違った方向に進んでいると思います。これは個人的な意見ですが・・・。一方、あほのボルソナーロ大統領は、経済活動を重視し、武漢肺炎を「ただのちょっとした風邪」と言い切り営業施設の閉鎖には反対です。多くの州知事や保健省大臣は「一番重要なのは人命、次に経済活動」と言い、ボルソナーロと相反しています。これはお金に余裕のある人の考えでしょう。初めてボルソナーロに賛同しました。
 政府の微々たる援助(月約12000円を3か月、電気代、水道代の免除等)では、すでに多くの人々が食えない状態にあり、たくさんの人が飢えつつあります。経済活動をストップさせるなら金払え!! と言いたい気持ちでいっぱいです。 ボルソナーロが全国版のTV番組で声明をするたびに鍋を叩いて抗議する「パネラソン」が全国で行われていますが、大統領支持率58%と高いことを考えると同様の考えの人が多いのでしょう。
 中国から検査キットがついたと先日ニュースが出ていました。こんな粗悪品で検査すれば間違った結果がでるだけなのに・・・・。ヨーロッパで精度が低いと突き返された返品が回されてきたのではないかと思わず勘ぐってしまいます。今さら、こんな粗悪品の検査キットで検査しても仕方がないのに! 思わずはらだたしく思いました。
 しかし、ブラジ人の多くの識者は、武漢肺炎が中国発で、中国がウイルスを広めたことを知っており、さらに、中国は世界に謝罪しなければならない、と言い切っているYouTubeを見て安心しました。中国をソンドする日本のマスコミよりはるかにマシです。
 いつ武漢肺炎が収束するか見えません。僕もブラジルでの仕事が次々にキャンセルされ、きつい状態にんってきました。この頃は、町中に先の見えない不安が満ち溢れてきようにさえ感じます。


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