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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・19 それぞれにあった対策 [画像を表示]

4・19 それぞれにあった対策 (2020/04/19) 土曜日の4時ごろ、何台もの車が警笛を鳴らしながら走っているのを耳にした。また何か声明があったのだろう。
 今日の「時事」の記事をみるとボルソナーロが、ブラジリアで支持者らを前に「新型コロナウイルスには(国民の)70%が感染する。どうすることもできない」と発言したとあった。ブラジルの、より正確な記事を見たくて2,3探したが、ここまではっきり書いた記事はみつけることはできなかった。探し方が悪かったようだ。
 それにちかいことは言ったようで、各地でうちの近くでおきたような、ボルソナーロ・ファンによる車の巡回やデモがあったようだ。
 今週は、ボルソナーロに相反する厚生省の大臣が解任され新しい大臣が就任するなど、いろんな動きがあった。
 僕としては、武漢肺炎対策は大部分においてボルソナーロの考え方に賛成だ。ブラジルのような国では、ワクチンや薬ができるまでウイルスの鎮静化を待つことはほとんど不可能だと思う。すでに、生活に困り飢え始めている人々がいるようだし、都市がこのまま商業施設閉鎖令がつづければ、低所得者層は失業者が増え、食べれない人が続出するだろう。それにより体の免疫が落ち、より武漢肺炎にかかりやすくなるだろう。さらに治安もますます悪化すると思う。
 僕自身、このまま商業施設の閉鎖令がつづけば、底をつく。都市封鎖になればもう悲惨である。考えただけでもおそろしい。
 今年は世界各地地で食料不足になりそうだ。中国人が食料の買い占めに走り始めているようだし、サンパウロは水不足にもなりそうな雰囲気がある。食料品、水の値段があがれば、もうやっていけない
 ネットを見ていると、半数以上の人がボルソナーロを支持しているそうだ。おそらくトランプ大統領も都市封鎖を解除し経済再開を訴えていることが、彼を勇気づけているのと思う。
 国によって経済状態、医療状態などが異なる。欧米諸国や日本のような裕福な国の真似は、ブラジルにはとてもできない。それぞれの国、地域にあった対策をとっていけば良いのではないだろうか。

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フェイラ(青空市)のテント。しばらく減っていたが今日はほぼいつも通り出た


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