4・24 最大の苦難 (2020/04/23)
町の人出、車がもどりつつある。ニュースにもあったが車の数は外出禁止令以来最高だったらしい。 7州の州知事は隔離政策を緩和するようだ。仕方ないと思う。このままでは食えない人が続出する。ある調査機関の発表では30%の食料品の消費が落ちたらしい。 ブラジルは、長い間の債務国からやっと抜け出し、ワールドカップ、オリンピックを経験し世界G20にも顔を出すようになった。しかし、減ったとは思うが未だにアメリカ国民も笑い話にするほどのびっくりするような大金を、政治家が汚職・贈賄をするような国だし、貧富の差が世界のトップくらすの国であるから、なかなか国が安定しない。ずっと経済をストップしているようなことになると7割以上の国民が窮乏状態に陥るだろう。途端に多くの人は食べれなくなる。たとえ、感染病が蔓延して死者がでようとも、もし、ストップすればその被害は甚大で、病気の被害以上がでるように思う。栄養が足りなくなると多くの人々は免疫が弱まりより感染しやすくなり被害は増大するだろう。 武漢肺炎が原因で経済が経済が大きく減速したために300万人以上が失職し、1500万人以上が貧困層になった、という。政府に欧米諸国の政府ような手厚い援助は期待できないし・・・・。これは調査機関の発表であるが実際はそれ以上だと思う。マスコミのだすデーターは日本もブラジルも信頼できない。 実際、引っ越しするのをよくみかけるようになったし、人々の買い控えもスーパーやフェイラ(青空市)でも感じる。僕自身も買い控えるようになり食料品は半分以下に抑えるようになったし、料理用の水はミネラルウォーターやめ水道水を蒸留して使うようになった。いつ仕事が入るかもわからないことを考えると、もう無駄遣いはできない。 今までの人生の中でも最大の苦難なのかもしれない。何より先が見えないのは辛い。
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