5・2 マスク (2020/05/01)
最近、路上販売でよく見かけるのがマスク。車通行量の多いアヴェニーダでは、おじさんが両手に下げて「マスカラ、マスカラ」と声をあげながら売っているし、リベルダージなどではいつもは普通の人っぽいおばさんがいかにも手作りらしいモノを通りのベンチに並べ売っている。 簡単に作れるから、おそらく自宅やちょっとした家内工場で作っているのだろう。もしかしたら中国から激安商品が流れ込んできているかもしれない。僕もYouTubeを見て靴下で1っ個作った。みかけはあまりよくないが、必要な時のために、カメラバックにいつも忍ばしている。 ビーニールに入った布製のもので1枚3~10レアル(約200円)と意外に高い。カラフルな布で作ったものなどいろいろなデザインのものがある。 僕は今まで使用していなかったが、最近8割方の人がつけているし、TVなどで市長が外出の際にはつけるようにと呼び掛けているので、他の人にたいするエチケットとして交通機関や建物の中ではつけるようにしている。1つ買おう買おうと思っていたが、紙製のものを息子が用意してくれたのでそれをつけている。 日本製品のようにきちんとした衛生環境が整った部屋で作ったものではなく、特に布製は、ほとんど普通のミシンでマスクもつけずに作ったものであろうから、しようと、しまいとあまり関係ないような気がするが、とりあえずはつけている。 道角にいる警察官がまだつけていないので、マスクをつけるのはまだ強制的なものではないようだが、最近のニュースを見ていると、強制的になりそうな感じが強い。 今まで、ブラジルは温かい気候の地域が多いだけに、マスクをつける習慣は全くなかった。武漢肺炎の拡散により、ブラジル人のマスクに対する認識が変わるのではないだろうか
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