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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・8農場経営の夢への第一歩 [全画像を表示]

6・8農場経営の夢への第一歩 (2020/06/08) 今日は快晴。気温もさほど寒くなく最低気温は17度、昼間には26度を記録した。武漢肺炎24時間の死者は1400人を超え、最多をを記録したらしい。おそらく世界1ではないだろうか? まだ、ピークは見えないようだし、いったい、どうなるのだろう? 日本から世界旅行中の友人はチリに長らく滞在していたが、なかなか武漢肺炎がおさまらないので、ついに日本に帰国することととなった。南米は、冬を迎え、今後さらに武漢肺炎患者、死者が増えそうである。そういえば、南伯のフロリアノポリスでは、32日間死者が出ていないという。南伯のフロリアノポリスはヨーロッパ移民の子孫が多く、教育水準も高い。もしかしたら、そういうことも関係しているのかもしれない。
 アパートの前にあるカフェの樹の実が、熟れてぼとぼとと地面に落ちている。数年前、ここから拾って植えた実から芽が出てやっと30cmほどになった。最初は、なんの芽かわからなかったが、カフェとわかって、大喜びしたことを覚えている。というのは、まさか生えるとは思ってもいなかったからだ。門番に苗が30レアル(700円ほど)で売っている、と言われ買おうとした矢先だった。
 2年は経っているはずであるが、まだ30cmほど。成長が遅い。しかし自分が植えた種から大きくなったカフェは苗から育てたものとは違い、可愛さもひとしおだ。
 自分の農場を持ったとき、カフェも植えたいと思っている。ミツバチも飼って花が咲いたら蜜を取らせ、ほんのりとカフェの香りのする蜜を取ることが夢である。今年も地面に落ちたカフェの実を採集した。植えて大きくして、農場に植えようと思っている。カフェのハチミツを収穫できるのは、まだまだ遠い遠い将来だろうが、夢の実現に、一歩でも近づくよう、カフェの苗を作っていこうと思っている。広場の街路樹として生えているカフェだから品種的には最低クラスだろう。しかし、種からカフェを育てることは、農場経営に一歩でも近づいている気になる。

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落ちた実。乾いて黒くなった実の皮を剥いで植えると良いそうだ
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まだ木に残るカフェの実


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