移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
6・20 セントロは路上生活者だらけ

6・20 セントロは路上生活者だらけ (2020/06/19)  今日はフェイラ(青空市)で野菜類の買い出しの日。セントロ付近は朝7時で19度。さほど寒くない。なぜかしら今朝は人通りが普段より多かった。?? 外出禁止令、や商業施設が閉鎖令が段階的に解かれているせいか? 
 武漢肺炎死者が5万人に迫ろうとしているのに、もはや、人々の間には、緊張感がほとんどみられない。皆、横目で見ながらも無視している感じである。ただ、外を歩く人々の95%はマスクつけている。マスクの使用が当然となってきた。マスクだけでなくシールド使用者も増えている。少なくとも武漢肺炎感染を恐れる気持ちはあるのだろう。ネットの記事によると大都市から地方に感染者増加は移ってきているらしい。
 途中、バスの車窓からみていると、市立劇場の周囲には結構たくさんのテントが張られ、さながら、ちょっとしたキャンピング場のようである。テントを持っていない人は配給された安毛布に包まって、軒下などでゴロゴロ寝ている。
 高架の下にも、多くの人々が寝ていた。以前は、寒さをよけるために、温かい風が吹きだす、メトロの通風口の上に寝ていたが今日は誰もいなくなっていた。おそらく、通風口の上にかけられいた鉄条の蓋が腐って下に落ちて、上に寝ていた人に死傷者がでたのであろう?
 フェイラの買い物客まだ時間が早いのか、いつもより少ない。野菜の値段があがっていたら嫌だな~、と思っていたが、まだ上がっていなかった。上げると売れにくくなることもあるのだろう。
 帰り、レプーブリカ広場の炊き出しにたくさんの人が並んでいた。このままいくと、セントロは路上生活者で溢れそうである。
 ボルソナーロ大統領は、一家(息子たちも政治家や資本家)に関わりのある男が逮捕され、自分の身を守るのにも忙しそうだ。 武漢肺炎は未だにピークが見えていない。すでに死者は5万人に迫り、感染者は把握しているだけでも10万人を超えている。今後ブラジルはどうなるのだろう?


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.