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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
7・14 風邪

7・14 風邪 (2020/07/14)  昨日まで昼間は暑いほどの日が続いたが、今日は一転して肌寒い曇りがちの天気。
毎年、寒さと暑さをくりかえしながら春になるので、今年もそうなるのだろう?
 アルゼンチンのパタゴニアではー20°を記録し、ほっとした気分だ。というのも北極で30°を超える暑さを記録したり、世界各地で異常気象がつづいているからだ。パタゴニアが冬は何度くらいなのか、実はよくしらないのだが、寒いだろうと思っている。なのでー20°でちょっと安心だ。もしかしたら寒すぎ??
 別のアパートに住んでいる息子が風邪気味らしい。ついに武漢肺炎が身近にもやってきたかと思った。本人からのメールによると武漢肺炎ではないという。知人によると、武漢肺炎だと味も匂いもしないらしい。そのことを息子に確認のメールを入れると両方とも大丈夫だという。既によくなりかけているから大丈夫とメールが返ってきた。ブラジルでは200万人近い人が感染し、73000人近くが死んでいるから、身近に感染者が出ても決しておかしくない。しかし、どうやら感染していないらしいのでほっとした。
 免疫性あげるのに効果があるだろう健康食品とオーガニック卵、無農薬レモンを息子にあげた。小さいころから化学薬品をほとんど飲まさず、できるだけこうした自然食品をたべさせてきたせいか、息子は「体にきっといいだろうね」と大喜びのメールを返信してきた。念のため会わずに、扉にぶら下げておいてきたのだ。別に手渡してもよかったのだが、息子本人がその必要はない、というので扉においてきたのだ。20代前半の息子はたとえ武漢肺炎にかかってもすぐ治るだろうが、55歳を超えた僕はそうはいかない可能性が高い。僕本人は、毎日散歩して運動しているし、バランスの良い食品を食べて健康に気を使っているから、絶対、武漢肺炎にはかからないとは思っている。しかし、気を付けるに越したことはない。たとえ、武漢肺炎にかからなくても風邪にかかり咳が続くとバスやメトロで白い目で見られるし、買い物などに行くときも気を使わなければならない。そんなことを考えるとぞっとする。なので風邪にも十分気を付けようと思っている。
 そういえば、今日アパートのエレベーターにのろうとすると、既におばさんが乗っており、2人で乗るのは危険だからと、乗ることを拒否された。当然と言えば当然だが、今まで気にせず、乗り込んでくる人がほとんどだけだっただけに、ほんの少しむっとした。気にする人は異常に気にするのである。これほど武漢肺炎が流行してしまった今は、これくらい気を付ける必要があるのかもしれない


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