7・27 人々の気持ちの中で、武漢肺炎の恐怖心薄らぐ? (2020/07/27)
今週末はリオデジャネイロのコパカバーナ海岸は、多くの人で溢れたそうである。中には、マスク無しの人もかなりいたらしい。マスクをしないと罰金にもかかわらずだ! おそらく、警察にみつからなければ問題ない、と思っている人がいたのではないだろうか? それとも、もう、つけなくても良いと思っている人がいるのかもしれない?? 北伯の方では、かなりの人間が既にマスクをつけていないらしい。暑いのでストレスを感じて嫌う人が多いのだろう? しかし、一向に武漢肺炎は減る様子は見えてはいない! 人に感染させるかも、ということを考えないのだろう。そして感染することさえ恐れていないのかもしれない。 国のトップである大統領が、恰好をつけて、つけないような国であるから 国民も真似をする人が多いのかもしれない。せめて屋内では着けるべきだと思う。 人々の気持ちの中では武漢肺炎への恐怖心が薄らいでいるのかもしれない。インフルエンザのように共存していくしかないという気持ちが芽生え始めているのかもしれない。 と書いて、犬の散歩中に息苦しいので鼻をマスクからだして歩いて、自称医者だという人に注意されたことを思い出した。屋外だったこと、周囲にはほとんど人はいなかったことから、鼻を出していたのだ。人があふれるコパカバーナとはちょっとちがうと思うが、考えようによっては50歩100歩かもしれない。 基本的には、屋外では、感染してなければ犬との散歩やジョギング中のマスク装着はあまり必要ないとは思うのだが、どうだろう? このブログを書いている最中に2件のメーッセージが入った。2つとも日本からで「ブラジルは武漢肺炎で大変なようだけど大丈夫?」 と心配してくれるモノだった。テレビでブラジルの様子が放映されたのだろうか❓ ブラジルは27日の段階で感染者数約242万人、死者約87000人で世界2位、数字だけ見ると、もう、どうにもならないような状態である。 しかし、僕の周囲の人々が皆、咳をしているかといえばそうでもない。僕自身は1日1回2時間ほど犬の散歩にでるくらいなので咳をしている人は見ない。人と接触するのも、買い物や支払いに出た時にレジの人と2言3言するくらいで、ほとんど全くといっていいほど他人と接することもないので武漢肺炎にかかったという人の話も聞かない。僕のように、人とほとんど接しない生活をしている人はあまりいないだろうが・・・。 先週から、サンパウロではレストランやバール、ショッピングモールは普通に営業が開始され、その他のお店も営業されはじめた。しかし、まだ店を半分だけしか開けていなかったりする店が多い。完全に開けても客がはいらないようだ。 なので、ぱっと見は武漢肺炎以前とほぼ同じ感じがするが、実際は完全営業まではまだまだ時間がかかりそうである。 失業率は現在12.4%だそうであるが、これからもっとあがりそうな感じである。YouTubeニュースやネット記事を見る限りでは、感染を恐れるよりも職がなくて困っている人が多いような感じがする。僕自身もぽつりぽつり日本の仕事がはいるが、現金収入がない。超緊縮生活が続いている。今後、どうなるのであろう。心配である。
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