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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
8・14 大統領の支持率上昇 [画像を表示]

8・14 大統領の支持率上昇 (2020/08/14)  信じられない! なんとボルソナーロ大統領の支持率32%から37%あがったそうである。不支持率は44%が34%に減っている。ボルソナーロは、武漢肺炎をちょっとした風邪といったり、人は誰でもいつか死ぬ、といったり、武漢肺炎を軽視するような物言いをし、世界的に注目を浴びた。対策は、州知事などにほとんどまかせっきりにし、大した対策をとらなかったような感じがする。保健省の大臣が今まで3人も辞職し、未だに決まっていない。それにもかかわらず支持率があがるとは・・・
 ボルソナーロは、元予備軍人で、その後リオで政治家デビューを果たす。LGBTの権利に対する反対や、女性蔑視の発言など、意識的に過激な発言を繰り返してきた。政治に詳しい、日系の友人も、右翼的な過激な過激な発言しか印象になかったという。それがあれよあれよという間に、大統領決選投票にまですすみ大統領になってしまった。これは、今まで与党だったPT(労働党)があまりにも好き放題行い、汚職贈賄などひどかったせいだろう。友人も、ボルソナーロが大統領になったときには驚いたそうだ。 
 彼が武漢肺炎が陽性になったときは、罰が当たって、このままよくならないのでは? と思ったものである。クロロキーナというマラリアに効くとされる薬を国民に推奨し、自分も飲み続けていた。先日、陰性反応がで、職務に復帰した。彼に代わって奥さんが陽性になったが、その後、どうなったのだろう?
 彼にはボロソナリスタと呼ばれる熱烈な支持者がいて、彼を応援する行進をしたり活発な行動をしている。彼にこれほどまでに支持者がいるのは、これらの支持者に資金援助をしているためだろうか? それとも、何か人々を引き付けるものがあるのだろうか?
 ボルソナーロは1955年生まれの65歳。今まで数度の結婚歴がある。若いころから女泣かせだったのではないだろうか? いかにもそんな感じである。もう65歳の老人にも関わらず、バイクにのったり、乗馬をしたり、いつも若ぶった姿をテレビにさらし、年より臭い姿は見せない。僕には、いつも鏡を見ている、ナルシストような気がする。果たしてどうだろう。
 僕が、唯一彼をかっているところは、中国よりでなくアメリカよりの感じがするところである。「ブラジルのトランプ」呼ばれて嬉しがっているような感じさえする。

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夜が明けるのが早くなってきた。6時にはぼんやり明るい 


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