8・26 朝から快晴 (2020/08/26)
先週から寒令前線の影響で、サンパウロは寒い日が続く。セントロ付近で、朝方の最も寒い時間は10°以下である。市営テアトロの前の広場や高架下には少しでも寒さからのがれようとテントを張って夜を過ごす人が多い。まるで路上生活者のテント村のようになっている。以前は、路上生活者の女性はほとんどみられなかったが、この頃は、女性や中には小さな子供連れまでいる。武漢肺炎により仕事を失い、住むところを失った人がそれだけおおいということだろう。今後どれだ貧困層が増えるか予想もつかない。 今日は朝から快晴。久しぶりだ。昨日、忙しかったこともあり散歩に行けなかったので、リンもストレスがたまっているようである。しつこくジジババ犬に絡むのをなかなかやめない。こうなったら、天気もいいし、散歩にいくしかない。 今日は、ちょっと長距離コースのインジアナポリス区をあるくことにする。散歩時間約1時間半、約4キロであるからリンも満足するだろう。 このコースには犬を散歩する人が多いが、ほとんどの人が犬にリードをきちんとつけているので安心だ。他の散歩する犬が近づいてくると、犬のリードを短くしたり、反対の歩道に行ったりするので、犬同士の喧嘩などはまず起きない。他の人の散歩にできるだけじゃまにならないよう散歩している。 しかし、他の地域ではなかなかこうはいかない。リードにつながないで散歩したり、わざわざ近づいてきたり、飼い主のレべルが解る。逆に言えば、こインジアナポリス区に住む人たちの教養の高さが解る。人によると、この地域に住む人々は金持ちのユダヤ人が多いらしい。実際そうなのかはわからないが・・・。 ただ、他の地域に比べて、確実に路上生活者は少ないし、散歩しやすいことは確かだ。
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