９．１６測温 (2020/09/14)
先週月曜日が独立記念日だったので、おそらく漁師たちが漁に出ず魚は入荷しないないだろうと判断し、メルカードにはいかなかった。なので2週間ぶりのメルカードである。セントロの繁華街は武漢肺炎が蔓延するようになってほとんど出ないので、随分ひさしぶりの気がする。最近は食料買い出しと犬の散歩でしか外を歩かなくなってしまった。
今日は、急に温度が下がり、曇り空のためか、人通りも幾分少ない。そのせいかセントロは随分さびれてしまったような感じがする。やはり、肌寒い曇り空は、人の気持ちを落ち込ませてしまう。日本の梅雨や、北海道の曇り空ばかりの冬はどうだったろう。いまいち思い出せないが、今日の、サンパウロのように暗い気分にはならなかったような気がする。寒くて曇り空が続く地方では、それが当然だと思う気持ちが初めからあるためだろう。ところがサンパウロのように温暖な日がつづくところでは、たまに寒くて曇った日になると、妙に気が滅入ってしまう。
メルカードの入り口で体温の測定をしてもらい入場する。しかし今日の測定場所は、額でなく手であった。気を付けてみていると、メルカードだけでなく他の店も入店での検温は額でなく手の温度を測っていた。どうやら2週間のうちに変わってしまったらしい。ＴＶかなんかで流れたのであろうか？
今日は時間があったので、メルカードを巡って、売られているものの値段をみてみた。豚肉が1キロ１３レアルほどだったものが、ほぼ20レアルほどになっていた。約５０％の値上がりである。コメといい、大豆油といい、値上がりのしかたが半端ない。豚肉は普段からあまりたべないが、この値上がりは大きすぎる。これでますます食べなくなりそうだ。
ここ最近野菜以外の穀物や肉の値上がりを強く感じる。国外に輸出が増え、その分あがっているのだろうか？ 輸出するのは仕方がないが、それによって国内の値段が上がるなんて！ 時期が時期なだけに腹立たしい。
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