移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
9・18 ババ犬死にかける [画像を表示]

9・18 ババ犬死にかける (2020/09/17) 昨晩、1歳の柴犬リンがババ犬ダックスフンドのアズミと喧嘩をした。喧嘩と言ってもババ犬は歯がすっかり抜けてしまい喧嘩にもならない。リンはうしろから襲いかかり、ババ犬の額に噛みつき血が噴き出た。そのとき僕は仕事をしており、何故リンがババ犬に噛みついたのかもわからない。最近、僕がババ犬に構っていたのでそのことがリンに気に食わなかったのかもしれない。
 その晩はババ犬は食欲もなく随分心配した。普段は犬餌を作り始めるとちかくによってきてできあがるのを待っていたのに。ずっと横になりっぱなしで、餌も食べなかった。傷は額に噛みつかれ血がでたくらいであったが、もう16歳になるので噛みつかれたショックでこのまま死ぬんじゃないかと思った。その晩はおかげで僕もあまり眠れなかった。もし、ババ犬が死んだら雄犬のダックスフンドも後を追ってなくなると思う。そう思うと、気が気でなかった。祈るような気持ちでその晩をすごした
 翌朝、ババ犬が餌を食べる気を起こしたのでほっとした。ババ犬はこれまでにも2度もリンにやられ死にかけたことがあった。そのたびに、なんとか持ち直して今にいたっている。最近はリンもすっかり凶暴さが薄れ襲い掛かることもなかったので油断していたのがまずかった。リンは昨晩、激しく怒られ神妙にしている。ジジババ犬が寝る部屋には一晩入れなかった。少しは悪かったという気持ちがあるのであろうか? あくまで犬であるから擬人化して考えるのは間違いだ! 最近それがやっとわかってきた。犬は犬なのである。犬の気持ちは人間にはゼロとはいわないがほとんどわからない。わかった気持ちになるのは危険だ。つくづくそう思う。 
 リンは悪い犬だとは思わないが、かっとしたら解らなくなるのだろう。それと激しく嫉妬深い。平等に、いやリンの方をかわがっているのだが。しかし、リンからすれば他の犬に愛情をそそがれると激しい嫉妬が沸き起こるのだろう。
 犬を多頭飼いする飼い主がまちがっているのだろう。しかし、もう飼ってしまったのだから仕方がない。リンは仔犬でうちにやってきたので、きっと大丈夫だとおもったのだが、甘い考えであった。2度と事故がおこらないように気を付けるしかない。

DSC_4749_00001.jpg
ジジババ犬は本当に仲がいい。お互いにいつも寄り添っている


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.