10・1 ピークは越えた? (2020/09/30)
ブラジルの武漢肺炎での死者が、1日あたり平均1000人以上から340人ほどになり大分おちついてきた感じがする。このまま終息してくれればうれしいが・・・ それにつれ、荒れに荒れていたサンパウロのセントロも少し綺麗になってきた。たくさんの路上生活が広場や公園に住み着いていたが半分ほどになった。政府がどこかに連れていくのか、追い出されるのか、は不明だ。 別に路上生活者がいなくなって良かったと喜ぶつもりはないが、彼らが住み着くととにかく汚くする。糞尿をところかまわずし、いろんなものを拾ってきて周囲中に置き散らす状態である。さらに犬を何匹も飼う人が多いので、危なくて近くを犬連れでは歩けない。 どんどん町は寂れ荒んでいた。スーパーやレストランの前には、お金や食料品を乞う人がいて店に行く気も薄れてしまっていた。 お金に余裕があれば、お金をあげたいと思うが、こちらもやっと生きている状態である。今まで、何回かお金やマスクをどをあげたが、もらうのは当然のことでもあるかのような態度をとられ、さらにないかと言われたりする有様であった。たまたま僕のあたった人は、そういう人だったのだろうが・・・。そのうちに、僕も無視するようになった。 友達の日系人を見ていると優しく「お金がないから」といちいち返答をしていた。本当は完全無視をするのではなく、友人のように返答した方が良いのだろうが、僕にはとてもできない。 町が清潔になっていくのは嬉しいが、住んでいた路上生活者はどうなったのか気にかかる
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