10・15 生きてる証 (2020/10/14)
ここ数日、朝晩、肌さむい天気が続く。今朝のサンパウロ・セントロ周辺は肌寒いうえに雨が降った。この雨のせいでリンの散歩は中止。今週末は最高気温が22度前後で雨がちの天気予報である。こういう日が続くと、まだ真夏になっていないことを感じる。先週40度以上の日が続いたのは、たまたまだったのだと思わざる得ない。夏になるまでに、サンパウロは暑く成ったり寒くなったりが続きそうだ。
ジジ犬は、昨日リンに襲われて食欲が完全に戻っていない。今年16歳、人間でいうと80歳らしいから心配である。プロポリス入りのハチミツを舐めさせ、細切れにした肉片あたえると食べたので一応安心はしている。 今日からジジババ犬のブラッシングとマッサージ、自転車漕ぎの軽運動を日課に加える。今までは気が付いたときにしかしていなかったが、ネットで読むと、血行がよくなり快適に感じるらしい。明日からはリンの散歩の後にすることを義務付けることにする。無理に長生きさせたくはないが少しでも快適にいてもらいたい。 この日課を義務付けたのは、ベッドの下で、抜けた大きな奥歯を見つけたからだ。僕の親指の爪より大きいほどであるから、最初みたときには何かわからなかった。よく見ると犬の歯であった。ジジ犬の口から血が出ていたのは、この歯が抜けたので、そこから出たようだ。ショックだった。ババ犬の抜けた奥歯を見たことがあったから、奥歯とわかったが見ていなかったらわからなかったかもしれない。 犬たちは年をとった。当然、僕もである。寂しい。 しかし、これが年齢を重ねていくということ、生きている証である。おそらく、今年、来年にジジババ犬たちは逝ってしまうだろう。僕の方が先に行かない限り看取ってやれるだろう。少しでも幸せな気持ち逝けるようしてあげたい。
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