10・21 おかしなワクチン接種義務化推進 (2020/10/21)
ブラジルでは、中国と共同開発をしたと言われているワクチンを注射することを義務化することで揺れている。 ブラジルの毒蛇研究所ブタンタンが中国と共同開発したと言っても、ブラジル側は試験を行っただけだと思う。昔、ブタンタンで研究していた知人がいうには、研究所とは言ってもほとんど優秀な人材はいない有様だったと言っていた。もしかしたら現在はましになったかもしれないが、火事でしばらく閉鎖されていたし、到底よくなったとは考えづらい。人口が多いうえに世界第2位の感染者がいるブラジルを試験の場所として、中国は利用したいだけに過ぎないような気がする。ブラジルは南米最大の国だし、G20にも入る、ブリックスの一員でもある。ブラジルで承認されれば、少なくとも南米をはじめいくつかの国で承認されると見込んでいるのだろう。 しかし、ボルソナーロ大統領は、今のところこのワクチンを認めていないし、義務化していない。さらに、購入する契約を取りやめた。その理由は中国は信頼できない、ということらしい。 偉い! よくいった。アマゾン開発を押しすすめるなど、嫌いな点もたくさんあるが、初めてボルソナーロを応援する気になった。 ところが、サンパウロ州知事のドリアは、このワクチンの義務化を推し進める。今朝の、ネット・ライブニュースにも出演し義務化を言っていた。市長のコーバースは同じ党にもかかわらず、ワクチン接種の義務化には賛成していない。義務化賛成者の医療関係者などは、例えに、たばこの副流煙などをあげていたが、まったく的外れであると思う。ワクチンを打って武漢肺炎を避けられるのなら、ワクチンを打っていない人間は全く関係ないはずである。打ちたい人だけ打てばいいのである。義務化する必要はない。
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