10・27 ジャボチカバ (2020/10/26)
オーガニックのフェイラ(青空市)に買い物に行くとジャボチカボの実が売られていた。ちょうど、ぶどうのような濃い紫色の実で、枝になるのではなく幹にブツブツと驚くほどたくさんの実がなる。日本名で木葡萄と呼ばれているらしい。何度か食べたことはあるが、個人的にはそれほど好きにな味ではいのであまり食べなかった。甘酸っぱい味でブラジル人は大好きだなようだ。フェイラで見かけても通り過ぎていたが、その日、何故か足が止まった。値段を聞くと小さな袋に20個ほど入ったものが4レアル(80円ほど)であった。濃い紫色の巨砲ほどの大きさの実はいかにも栄養豊富な感じがする。2袋買って、家で調べてみた。 「ジャボチカバ(学名: Plinia cauliflora (Mart.) Kausel、英語: Jabuticaba)はフトモモ科の常緑高木(20~30mになるらしい)。幹に直接生える、果皮が濃紫色または濃紺色の果実が食用となる。名称はブラジル先住民族トゥピの言葉で「亀のいる地」という意味。別名がいくつもあり、「ブラジリアングレープツリー」「ジャブチカバ」「ジャボチカ」「グアペルー」「ヒバプルー」「イバプルー」「サバラ」などと呼ばれる。南アメリカ大陸(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアなど)を原産地とし、現在は果物として収穫するため栽培されている。熱帯では四季成りの性質を持ち、時期を選ばずに収穫出来る」(ウイキペディア) 日本でも、観葉植物として通販で1000~2万円で売られていた。成長が遅く盆栽などにもされる植物らしい。種から植えると実が収穫できるまでに10年以上かかるらしい。なので接ぎ木をして収穫時期を早める。実から取った種を植えるつもりであるが、発芽するまでに1月ほどかかるようだ。 最近は年中、実が売られているのをみるが、一般的な開花期は7~8月に咲き9月末から11月にわたって熟すらしい。花が咲いているのは見たことはないが、写真で見る限り、白い花が何本もの幹に一杯に咲いている様子は幻想的でさえある。いつか自分のファゼンダで幻想的な花の大群を見たい。うっすらとカフェの匂いのするハチミツにジャボチカボの自家製ジャム、これを食べることが僕の目標である。 ちなみに種を取り出して作った自家製ジャムはヨーグルトに入れて食べている。意外においしかった。抗酸化成分、抗炎症成分、抗癌性成分があるそうなので、来週も実を買って作ろう!
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