11・8 犬は犬 (2020/11/06)
天気は良いが、肌寒い。もう少し暖かければよいのだが・・・。それでも肌寒く数日前の雨が降る天気と比べるとずっとマシだ。 先週あたりからやっとアグア・ブランカ公園が週末だけ開くようになった。この公園では、鶏やガチョウが放し飼いされており、自由に公園内を歩き回っている。これじゃ片田舎の公園だ、と思っていたが、実はこれがなかなかいいのである。鶏がいるおかげで、犬を連れて公園に入ることはできないのだ。 これは非常に良い傾向だと思う。最近のサンパウロ市内の公園や広場は、犬連れで入ることができるところが多い。飼い主がきちんと注意・世話すれば良いのであるが、多くはリードを離して犬を好き放題にさせている。よちよち歩きの小さな子供などを見ていると危なくてしょうがない。近い将来、事故が起きるだろう。いやもしかしたら、もう起きているかもしれない。 やはり、犬は犬である。完全に犬の精神状態を把握している人はほとんどいないだろう。中には、苛ついている犬や、人に噛み癖のある犬もいるかもしれない。何をするか分からない。日本では普段大人しいレッドリバー犬が、突然、孫の幼児を噛む事件があった。多分幼児は死んだ? ようなことが書かれていたと思う。 以前、犬を離している広場を離れてわざわざ散歩していた。離されている犬の1匹がみつけて、広場から出ててやってきた。近寄らないように糞拾いうに持っていたビニール袋で脅した。すると飼い主が離れたところから、「犬を叩かないで! その子はまだ仔犬なのよ!!」という。「何故つながないんだ! つないでおけ!!」と言い返した覚えがある。子犬と言っても体高は50cmを超えるような大きな犬だった。腹が立って堪らなかった。2度とこの広場の近くには行っていない 普段、大人しい犬だからと言って決して油断はできない。ましてや仔犬だからなんて離して良い理由にはならない。フィリピンでは狂犬病にかかった子犬に噛まれて観光客のオランダ人がなくなったらしい。僕自身も、散歩中は自分の犬にはよく気を付けるようにしているし、触らせないように気を付けている。しかし、ブラジル人の中にはやたらめったら犬に触りたがる人がいるので気を使う。
 | サンパウロ市内には犬を飼う人が激増した。それこそ猫も杓子もという感じだ。飼うのはいいが、社会ルールを守って、犬のことを良く考えて飼って欲しい。 |
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