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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
11・15 久しぶりのフェジョアーダ [画像を表示]

11・15 久しぶりのフェジョアーダ (2020/11/14) 遠方より友人が訪聖し、久しぶりにフェジョアーダを食べた。フェジョアーダというのは代表的なブラジル料理で、豆と豚の耳・脚・臓物やカルネセッカ(干し肉)などをコトコト煮込んだ料理である。いつ食べたか思い出せないほど前だから、かれこれ2,3年ぶりだと思う。僕の大好きなブラジル料理のひとつである。
 僕がブラジルに来たばかりの頃は、もう少し安かったと思うがすっかり高くなり今や高嶺の花である。そして、脂を落とした「ライト」などができ昔のように、食べた後、脂で口の中がギトギトになるようなフェジョアーダが少なく成ったことも、しばらく食べなかった理由である。一番最初に食べたフェジョアーダは豚の皮にはまだ毛がたくさん残っており、味的にはおいしかったが、非常に食べづらく、驚いた。一応、ちゃんとしたレストランで食べたのであるが・・・・。今や毛付きの豚が入っているようなレストランのフェジョアーダは絶対ないだろう。僕は出遭ったことはない。
 何度かメルカード材料を買ってきて、自分で作ろうと試みたがうまく作れない。豚の耳や足、臓物などは塩漬けされており、塩抜きがうまくできないのだ。塩味が強かったり逆に抜きすぎて味がしなかったり・・・。結局、何度やってもおいしく作れずあきらめた。
 今回、フェジョアーダ専門店のような店でたべた。軽いライトと普通と選べるようなっていて、友人は僕に気を使ってくれて普通を頼むこととなった。久しぶりのフェジョアーダはうまかった。2人で3人分ほどのモノを頼み、半分以上を僕が食べてしまった。よく煮込まれており、昔食べたのモノと近いものであった。
 おかげでその晩は食べる必要がなかった。ちょっと軽いモノでもと思ったが、作るのも面倒くさく食べずに寝てしまった。夜中に腹が減って目が覚めるのではないだろうかと心配したが、いらぬ心配であった。またいつかフェジョアーダ作りに 挑戦しようと思っている。

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フェジョアーダ。最近のものは上品なものが増え、野性的なものは少なくなった


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