11・23 回復 (2020/11/22)
柴犬リンに瀕死の重傷を負わされた、17歳になるジジ犬ニンンジャはなんとか山をこしたようだ。今朝は食欲が出、ゆで卵の他に肉とご飯もたべた。ほっと一息である。同じ年の愛妻、アズミの背に頭をおいて寝ている。 リンも僕が強く起こったせいか、2匹の横を通るときは気を使っているのがわかる。しかし、瀕死の重傷を負わした後も一度ニンジャは襲われた。幸いなことになんのダメージも受けなかったようである。おそらくリンがそれ以上近寄るな! と唸り声を発しているにもかかわらず、眼はほとんど見えず、さらに耳が遠くなったニンジャは気が付かずに近寄りすぎたようだ。おそらく自然の状態ではこのようにして老犬は排除されていくのであろう。柴犬は世界でもっとも狼に近い犬種らしいから、野性を多く残しているものと思われる。 息子はリンをつないでおくべきだというが、それはできなかった。事故が起きたのは、ちょうどリンに発情期がきてしまって、気が荒くなっていることもあるだろう。なので散歩もあまり行かなかった。臭いに誘われ雄犬が寄ってきていざこざが起きるのが嫌だったからである。しかし、ドアの前でクウクウなくし、いら立っている彼女をみておれなかった。年を取った女性がつけるような香水の匂いが強い、スプレー式のシャンプーを散歩の前に腰付近にかけ、他の犬があまり散歩をしない朝7時から7時半の間に散歩にでかけることにした。今までは1時間半~2時間散歩をしていたが、ぐっと減らして30分~1時間である。 ニンジャは起きて大小便にも行くし、腹がすいたら皿に残った餌を食べている。ほとんど前とかわらなくなった。 とにかく今後、ジジババ犬との接触にはより気を付けなければ、と思っている。 ニンジャが襲われて1日たった動画を撮影していたので見返した。自分の声の暗さ、そしてリンに対する怒りが声にでていて驚いた。さらに聞きようによっては泣いているようにさえ聞こえる。実際はそんなことはなかったのだが。自分が思っていた以上に犬たちは支えとなっているようだ。編集が終ったらアップしたいとおもっている。
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