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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
12・5 世界はどうなる

12・5 世界はどうなる (2020/12/05)  今日はフェイラ(青空市)に買い出しの日。アメリカ大統領選が混迷し、世界がどのようになるのかわからない状態なのに、いつもと同じように当たり前に土曜日が訪れるのは不思議な気さえする。人はおおげさな! とあきれるかもしれないが、今回の大統領選挙はそれほど重要なこと、世界の将来を変えるほど重要なことだと、個人的にはみている。
 ブラジル人の多くや、日本の少なからずの人は、アメリカの大統領はバイデンになったところで大きな影響はないと考えているのではないだろうか? 多くの人は既にバイデンがアメリカの大統領になったと思っているかもしれない。どうせ、他国のことだし、何にもできない、と考えるのが自然な見方かもしれない。
 しかし、もしバイデンになったら、中共覇権の世界になり、自由な世界はなくなるだろう。どこに行くにも、何をするのも監視され、一部の権力を握る人間の好き勝手な世界になる可能性が大きい。そんな生活に幸せなんてあるのだろうか? 
 どんなに心配しても、今の僕には何もできない。情けない。せいぜいトランプが勝つことを祈るしかない。できることは何でもしたいと思っている。
 15年ほど前に、中国が欧米諸国や日本と同様の生活レベルになったら地球はあと2,3つ必要となる、という記事を読んで、「へ~」、と思ったことがある。その時は軽く読み流したが、今まさにその時が来ようとしている。中国の生活レベルはまだ欧米諸国と同じレベルだとは言えないだろうが確実に向上している。給料体系もかなりあがったようだ。もう沿岸部の大都市はほぼ同レベル以上になっているのではないだろうか? 
 今年は穀倉地帯が自然災害で不作だったときく。そのおかげで? ブラジルでは今年に入って、コメを中心に穀物が急に値上がりをした、と僕は思っている。ブラジルは南米諸国からコメを輸入し、その関税はゼロにする(した)と言っている。今年ブラジルのコメが不作だったという話は聞いていないが、牛、穀物などの輸出は数倍に急増したというニュースはあった。
 そのくせ、武漢肺炎ウイルスが輸入された冷凍牛などから検出されたなどというニュースをよくみる。もう、そんなら輸入するな! と言いたくなる。まるで輸入してやっているという感じである。困るのは自分たちであろうに。


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