12・12 ミニョコンを散歩 (2020/12/12)
今朝、ミニョコンを散歩した。 ミニョコンというのは正式には「ViaElevadaPresidenteJoãoGoulart」。サンパウロにある3.5 km(2.2マイル)の高架高速道路である。一般にはミミズにちなんでminhocão(ポ語でミミズ)と呼ばれる。 この高架は1971年に開通し、2019年、土・日に東端の900m自動車通行止めになり歩行者天国になる。 ジョギングをする人、犬の散歩をする人、サイクリングをする人など、結構、多くの人出がある。武漢肺炎が流行し、しばらく閉鎖されていたが、先々週末あたりから再開されたようだ。しかし、武漢肺炎の第2波でまた感染者が増えており、閉鎖されるのは時間の問題であろう。 犬の散歩コースとしても良いのだが、難は散歩する人の多くが犬を放していることである。なので、リンを連れての散歩もかなり悩んだ。発情期が終ったとはいえ、終わったのはついこの間である。 「行くだけ、行ってみよう! 来たら追い払えばいいさ」と軽く考えて出かけた。 案の定、3匹の犬を放して、アフリカ系のババーが歩いていた。彼女の連れている1匹が、(体高50センチほどの、ピットブル系?雑種が、)飛びかからんばかりに走り寄ってきた。リンの前に立ちはだかり、この犬が寄ってくるのを、持っている袋をブンブン回して追い払った。このばあさんは「ただ臭いを嗅ぐだけよ」と大声をあげる。「近寄らせるな!!」と言い返した。だいたい、犬を離して歩くことは禁止されているはずである。ブラジル人は、犬を放して歩きたがる傾向がある。迷惑だ!! 犬は犬である。何をするか分からない。日本でも普段は大人しいゴールデンレッドリバー犬が孫を噛み殺した事件があったし、このばあさんが連れている犬がちゃんと狂犬病などのワクチンを接種しているか分かったものではない。妙な病気をうつされる可能性はおおいにある。 知らない人間の連れている知らない犬にリンを接触させる気はもうとうない。ここに散歩に連れてきたのが大きな間違いであった。はじめから、皆、犬を放して散歩をさせることが解っていたのに。僕の誤りである。 最終地点から折り返してくるつもりであったが、一番近い出口を降りた。
 | ミニョコンを下からみたところ。ミニョコンの下は路上生活者の住み家となっており人通りの少ない時間は非常に危険。 |
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12/12 気にかかったニュース(要確認)
・PGR(検察庁特捜局)は、フラビオボルソナロ(大統領の息子,上院議員)支援の疑いでアビン(ブラジル情報庁)を調査 ・武漢肺炎で、18万人以上のブラジル人死亡 ・武漢肺炎流行にもかかわらずセントロは商品買い付けの人出で溢れる(サンパウロ) ・今日から時間制限、レストラン・バー、午後11時から午後10時までに(サン・パウロ) 「状況は非常に心配であり、悪化するでしょう」:リオデジャネイロでのcovid-19の前進に関する専門家の警告
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