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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
12・27ブラジルでも第2波

12・27ブラジルでも第2波 (2020/12/27) ブラジルでも武漢肺炎がまたはじめた流行しはじめた。24時間の登録された死者数は307人、一時は200人を割っていたのに!
 各州政府は再びの大流行を恐れて商業施設閉鎖、人々に自宅待機を義務化をするところが増えてきた。しかし、マナウスでは商業施設閉鎖に反対デモが起こり、サンパウロの12の海岸都市では閉鎖反対が自治体で決定されたそうである。
 簡単に閉鎖を要求する知事や公務員は高額の給料が働かなくても支給されるが、お店の経営者や労働者はそうはいかない。かきいれどきの年末を閉じるわけにはいかない。
 連邦政府からのわずかばかりの援助金は今年でうちきりである。一切お金が入らなければ、それこそ死ね! と言われているのに等しい。
 例えば、僕の場合も今ほとんど仕事がなく毎月やっと管理費を収めている。しかし、シンジコ(アパート管理者)は毎月高額の給料をもらって平然と威張っている。そんな彼の顔を見ると腹が立ってしょうがない。一度、面と向かって「あんた給料もらいすぎだよ! 減すべきだよ」と言ったことがある。
「この地区のアパート組合で決まっているからそれはできない。不満があるのなら、地区全体のアパート管理人会議でいってくれ!」と言われた。約10サラリオミニモ(最低給与)、これは日本の感覚でいうと100万円である。みんな困っているのだから7割ほどにすべきである。おそらく銀行の支店長より良い給与だろう。僕はこの管理人が大嫌いだから余計にそうおもう。この地区アパート組合に文句をいってやろうと思っている。


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