2・18 関係を持たないのが一番 (2021/02/17)
犬の散歩をしていて、犬を放して散歩させている男と口論となった。 犬はシェパードの雑種で体高が1m近くもあるかなり大きな犬である。 「ただ遊びたいだけだよ。キチガイ、・・・」 「犬を放して散歩は禁止だぞ、お前の犬なんかと遊ばせたくもない」 怒りにまかして大声を張り上げた。あまりの僕の剣幕に男は驚いて少し押されているようである。ここで怒りを緩めると負けてしまう。本当はそれほど腹をたててはいなかったが、腹を立てているように大声でまくしたてる。結局、腹を立て大声で喚き散らした方がかちなのだ。今までの経験からよくわかっていた。それに明らかにわるいのは相手である。犬を放して散歩させることは禁止されている。さらに、これほど大きな犬になると口輪もつけないといけないはずである。いざとなったら大声で声をあげれば、向かいのリベルダーデ広場にいる警察が来る? はずである。ブラジルの警官は平気で無視をしたり知らんぷりをしたりする。しかし、「ポリシア」という言葉には相手が敏感に反応し威力がある。警官にはさして期待はしていないが、いざとなるとこの言葉の持つ力でおいはらおうと思っていた。 どうして犬を放して散歩する奴は決まって頭の悪そうな男なのだろうか? たいてい路上生活者や上半身裸のバカそうな奴が多い。ちゃんとした教育をうけていないからきちんと社会ルールを守れない。こういう奴らにかぎってポリシアを恐れるから、たとえポリシアが知らんぷりをしても、大声で「攻撃されてる、たすけて! 警察」というと慌てて逃げていく。ポリシアという言葉に弱いのである。おそらく、なんらかの腹黒いことをやっているのだろう。少なくとも一度は警察に呼び止められ、尋問をうけていると思う。 そういう僕も京都の御所でよく府警から尋問された。しかし、何も悪いことはしていないから、まともに答えない。そうすると、腹をたてた府警が、警察署へ行くか❓と脅しをかけてきたものだ。今となっては京都御所の思い出のひとつだ。 しかし、ブラジル人は一度は悪行に手を染め、盗みを働いたことがあるのでははないだろうか。できるだけ品行が悪い感じのブラジル人には近寄らないのが一番である。今日近寄ったのは僕の失敗であった。
 | 今朝のコースはリベルダージ。明らかに社会ルールを守らない奴が多い。やっぱり貧乏人はそんな奴が多い傾向があるような気がする |
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