2・22 ところ変われば品変わる (2021/02/21)
散歩をしていると「おはよう。おじさん」と声をかけられた。その声をかけてきた男性はあごひげが白くなったおじさんで路上生活者風であった。日本人と思われたことはうれしいが「おじさん」という言葉にはがっかりさせられた。おじさんね~。確かにおじさん、いや初老である。自分でも解っているのだが、いざ、おじさんからおじさんと言われるとがっかりしてしまう。 しかし、どうして日本人と解ったのだろう。南米に来るような中国人にしろ、韓国人にしろ、どう見ても一般庶民が多いから、日本人とはわずかに違いがあるのかもしれない。それに、犬を食べる習慣のある彼らは、犬を飼う人が少なくあまり散歩をしないのかもしれない(全く知らない)。少なくとも僕はみたことない。 しばしば、サンパウロの韓国人街で秘密で犬を食べるレストランが取りざたされ、ニュースになることが大昔何回かあった。今でもこっそり食べられているのではないだろうか? 食に関しては各国いろいろ違いがあるから犬を食べることは一概には批判できない。日本人もイルカやクジラを食べるし、魚やいろんな動物を生で食べる。こんなことをブラジル人が知ったら気持ち悪がるどころか怒り出すかもしれない。しかしブラジル人にしてもサルをたべたり、カメやジュゴンを捕まえて食べる。ブラジル人が捕まえすぎて絶滅の危機にまでなった。なのであまり人のことをいえないと思う。僕がブラジルに来た30年ほど前は、魚を生でたべる、と言ったらブラジル人に気持ちの悪い顔をされたものである。今は「おいしいよね」とさえ言われるようになった。時代や文化が違えば、流行りのたべものはころりと変わってしまう。 でも、年がたってもさすがに犬やこうもりを食べるという気にはならないと思うがどうだろう??
今日の気のかかったニュース
黒人の83%が写真認識によって不当に投獄されている ブラジルには585万人が予防接種を受ける。全人口の2.76% 24時間で527人の死亡と29,026人のコロナウイルスの症例を確認 ボルソナロの母親(93)、コロナバックを接種
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