2・28 ブラジルに進出した新教宗教 (2021/02/26)
オーガニック・フェイラ(市)に行った後、アグア・ブランカ公園を通り抜けて帰っていた。すると、「何妙法蓮華経・・・・」と繰りかえしながら唱える声が近づいてきた。てっきり創価学会?(多分、創価学会では何妙法蓮華経を唱え御祈りをしていたと思う。) の日系人信者が唱えながらウォーキングをしているのだと思った。しかし、唱えていたのはちょっと太った、中年のブラジル女性だった。 ブラジルには数多くの日本の新教宗教が進出していて、たくさんのブラジル人が入会している。僕の母(故)は世界救世教の熱心な信者であった。ブラジルにも救世教が進出しており自然農法で栽培した野菜や無添加の餌でそだてた鶏肉や産ませた卵を販売するなど、かなり大きな企業展開をしている。 僕はブラジル救世教の一番偉い人を取材したことはあるが、信者でもないので現地の教会には一度も行ったことはない。かなり大きな教会がサンパウロの郊外にあるようだ。 「幸福の科学」「天理教」「創価学会」「世界救世教(分派した3つ)」。僕がしるだけでもこれだけある。僕の知らない宗教を入れるとかなりたくさんの宗教が日本から進出してきていると思われる。 たまたま乗ったタクシーの運転手が天理教だというので、その教えを聞いてみた。驚くほど道徳的でびっくりした。もし、その教えを守れたら、完璧に善良な人間になれるだろう。当時、日本宗教のブラジル人信者は信用できると思ったものである。 カトリック教であれ、イスラム教であれ、熱心な信者であれば無宗教の人よりは基本的にはずっと信用できると思っている。もっとも、僕自身は無宗教者ではあるが・・・
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