3・2 ジョロウグモ(仲間)がベランダにやってきた (2021/03/02)
22階にあるアパートのベランダにジョロウグモ(の仲間)が巣を張った。 1畳半ほどのヴェランダにカフェやらゴーヤやら、手に入った種や苗を手当たり次第に植えている。カフェはアパートの前にある広場からカフェの実を拾ってきたものだし、ゴーヤはフェイラ(市)から買ってきた、食べた実の種を育てたものだ。そこに突然ジョロウグモが出現した。 風に飛ばされてやってきたものか鳥に運ばれてやってきたものかよくわからないが気が付くと直径50cmほどの巣を張っていた。嬉しい!! 随分前にカフェを栽培する農場に取材に行ったことがあった。 農場主に、「オーガニックで栽培する木にはクモが巣を張るんだ。農薬を使わないからクモがすめるんだ。」と教えてもらった。 当然のことだが、ベランダ栽培の植物には消毒は一切してない。本当はクモはあまり好きな虫(虫の一種であるが昆虫とはまったく別グループで鋏角亜門クモガタ綱に属するらしい)ではないが、ベランダに来るのはベン・ビンド(ようこそ)である。ただ、ゴキブリのようにどんどん増えて、そこいらじゅうクモの巣だらけにするのはよして欲しいが・・・。ゴキブリの半端ない増殖ぶりを見ているとジョロウグモも一気に増えそうな気がする。増えて大きくなったものを排除するのは、僕にはとてもできないし、また隣から苦情がきたら嫌だから、よく見ていて卵を見つけたらすぐ排除するようにしよう、と思っている。ブラジル人にジョロウグモを飼っているなんていったら、それこそ腰を抜かさんばかりに驚くだろう。 息子が幼いころに、カマキリを山から捕ってきたきたことがある。きっと喜んでくれると思ったら、その場で殺してしまった。ブラジル人にとっては昆虫は汚いモノなのである。生き物を愛でる気持ちがないのである。本当にがっかりしてしまった。熱帯魚を飼う面白さを知ってもらおうとしたが何度やってもダメであった。結局、諦めた。母親が生き物に対して無教養無関心だから生き物を愛でる気持ちが子供にもないのである。唯一、犬だけは好きになってくれたが・・・。 もしかして僕がおかしいのであろうか? 日本女性と結婚してもおなじだったろうか? 文化の相違というか、考え方の相違で結局別れることになってしまった。
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