3・23武漢肺炎猛威下のメルカード (2021/03/23)
今朝は雲一つない快晴。昨日も同様のてんきだった。こんな良い天気が続くと、コロナが猛威を振るっていて1日の死亡者が2000人を超えるとはとても思えない。ちなみにアメリカに次いで世界2位らしい。こんなに多くの被害者がでているのでさぞかし人出は減り、街はゴーストタウンのようになっているだろうとおもいきや、減ってはいるもののおもっていたほどではなかった。人々の表情もさほど暗いひょうじょうではない。去年からつづくパンデミックで人々もすっかり慣れてしまったかんじである。仕事がなく多くの人々は困窮生活をおくっているはずだ。それにもかかわらず皆明かるい表情をしているのでほっとさせられる。ブラジル人の打たれ強さをかんじてしまった。 メルカードに行くと買い物客は少ないモノの多くのお店はあいていた。キュウイを買いたくて果物屋に行くと中国産の梨をすすめられた。日本人意識の強い僕としては中国人にまちがえられたことはショックであった。「そんな農薬バリバリの梨なんか絶対いらない」と言いたかったが、しかしあいにく農薬という言葉をど忘れしてしまいいえなかった。 メルカードには何故か中国人が多い。普段から日系人や日本人はほとんどみない。 中国人は服装がやぼったいか、ブラジル人もメルカードには着てこないようなチャラチャラした派手な服を着て来るからすぐわかる。コロナが流行ってからは中国人はビニールカッパに手袋、ゴーグルにマスクさらにシールドという重装備でくるのですぐに中国人とわかる。自分たちが世界中に拡散した病気なのにこれだけ気を付けなければならないのは皮肉なものを感じる。 はやくもとの賑々しいサンパウロに戻って欲しい。
|