移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
4・2 今日4月2日はpaixao(キリストの受難)の日で祝日 [画像を表示]

4・2 今日4月2日はpaixao(キリストの受難)の日で祝日 (2021/04/02) 犬の散歩に出ると異様なほど通行人も走る車の数も少ないてっきり武漢肺炎の24時間の死者が3769人となったことが影響したせいかとおもったが、家に帰って調べると4月2日はpaixao(キリストの受難)の日で祝日であった。しかしこれほど道行く人も車も少ないと少々怖い気がする。人がいれば強盗も減る。リンに危ない犬の振りをしてもらうのがいいようだ。リンは散歩中にリードに噛みついてふざけるのがすきである。白い牙を見せながら頭を振れば少しは危ない犬に見えるかもしれない。そう思ってリンとふざけながら歩く。
 リベルダージ方面は危ない人間が多い。何度も襲われたり突然蹴りかかれたりしたことがある。犬を放し飼いにする路上生活者も多く、リードを付けずに散歩をするバカな奴もいる。普通の犬だったらいいが、ピットブルだったり大きなシェパードだったりするからたちがわるい。リンはびびりだから僕が守ってやらないとだめである。
 いちど5ひきの、路上生活者が放し飼いにする犬におそわれたことがある。このときはババ犬とジジ犬がまだ若い頃でである。ババ犬は勇敢で僕と一緒に戦ったがジジ犬は気が弱く後ろに隠れていた。5匹の犬は野犬同様になり歯を見せて威嚇してきた。ここで逃げたり気の弱いところを見せたりすると、傘にかかって攻撃して来ることは解っていたのでもっていた袋をブンブン振り回して何とか難を免れた。この頃は、ストリートチルドレン(チルドレンとはいっても身長も体格もぼくよりはるかに大きい大人の体格である)や強盗も多く大げさに言うと命がけの散歩であった。なので雄犬は散歩に行きたがらなかった。最近は散歩をする人が増え警察に苦情が多くあるのかこうした野犬化した犬はいなくなったし強盗や、ストリートチルドレンもいなくなった。
V
DSC_6102_02.jpg
勇敢だった雌犬もいまやすっかりババ犬17歳になってしまった。


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.