6・11不衛生な路上 (2021/06/10)
ここ数日寒くて天気の悪い日が続き、犬の散歩もいけない。ブラジルの道路はあまりにも不衛生なので、雨が降ると通常は散歩に行かないことにしている。だいたい日本の道路には人糞などないと思う。が、ブラジル、少なくともサンパウロ・セントロには日常的にある。臭いや量等が犬の糞とはちがうから分かる。それにちりがみのような紙がおちているからおそらく間違えることはないと思う。大学時代に狸の糞を拾い集め、なにをたべているかの分析などもしていたから、糞には目が肥えている。まず、間違いないと思う。だいたい人間のうんこは群を抜いて臭い。本当に臭い。おそらく雑食でなんでも食べるせいだろう。 そんな道路にサンパウロでは路上生活者がいたるところにゴロゴロねている。こんな道路を犬が歩くと病気になるの確率もたかい。とくに道が濡れていると病原菌がうようよである。なので道が濡れている日には散歩にはいかない。行きたくない! 晴れていても散歩から帰ると犬の足は必ず消毒液で拭くようにしている。靴も家の中では履き替える。 ブラジルでの生活は病気になるのと紙一重といえる。
ここ数日、ブラジルの武漢肺炎による死亡者は2000人をこえている。専門家によると第3波はくるといわれている。北伯のほうにはすでにインド変異株がはいっているらしい。せっかく、経済活動がもとに戻りかけているのに! バウルーなどサンパウロの地方都市では武漢肺炎の死者や感染者が増えているようである・これ以上感染が広まることないことを願う。
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