エレベーターで話をする数少ない隣人がコロナで死んだ。メルカードに買い物に行くと、数少ないブラジル人の友人が肉屋を売って、他の店で店員として働いていた。彼の姿を見て悲しかった。彼はサバサバしているようにさえ見えた。おそらく店の悩み事が消えたからであろう。以前から店の売り上げだわるくなった、といっていた。今日のニュースによると、肉が値上がりして消費量がへったと書いていた。肉屋のオーナーから他の肉屋の店員になるなんて辛かったと思う。売り上げが減り仕方のなかったことだろう。 こう悲しいお知らせを２度も続けてきくと、こちらも悲しくなる。ついついその気持ちに流されて午後から何もする気が無くなった。僕の悪い癖である。 　日本の妹からメールがきた。コロナで仕事がなく５０キロを割ったことがある。と書いたら、もう、日本に帰ってきたら、と返事がきた。 　一瞬ぐらりと気持ちが揺れた。 　誰も身内がいない国で一人で住んでいくことはかなりのストレスだ。最近つくづく感じる。 　しかし、日本に帰っても何もできることがないのでブラジルで頑張って生きていくしかない。悪いことをかんがえすぎずに前を向いていきていこう！

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