11・9みんなにちやほやされるリン (2021/11/09)
リンと散歩をしていると必ずといっていいほど人がよってきて触りたがる。柴犬はまだブラジルでは珍しい種で飼う人が増えたのはここ数年であるせいかもしれない。ぱっと見、雑種と見られると思っていたが、実はそうでもないようである。むしろハスキー犬と間違えられることが多い。茶色い犬はどこでもいるし、それほど目立つことはないだろうとおもっていたが、目立つようだ。キツネや狼というブラジル人もいる。確かに似ている。おもしろいのは南米にはキツネはいない。なのに、はっぽーぞ(狐)というのはディズニーや映画のえいきょうだろうか 一番困るのは、触ってくる人が多いことだ。確かにまん丸い目でじっとみあげられるとかわいい~、という気になる。しかし、知らない犬に触ろうという気によくなるものだ。ブラジル人はリンに噛まれるとおもわないようだ。むしろ僕の方がひやひやしてしまう。 リンはこの頃デブって、もこもこしてかわいく見える。キツネ顔からすっかり狸顔になってしまった。僕としても自分犬が、ボニートといわれるのはうれしいが触ろうとするのは困ってしまう。幸いなことにリンは今まで人を嚙んだことはないが(いや、一度だけあった。犬ホテルに預けているときむりやりシャンプーをして洗う人にかんだそうだ。預ける前に、シャンプーはきらいだからしないでくれ、といっておいたにもかかわらず無理に洗って起きた) それ以外人を噛んだことはないが、かみくせがつかないか、非常に心配であった。本当は噛まれた人を心配するものであるが、むしろリンの精神状態のほうが心配であった。 みているとリンは犬にはかなり意地悪だが、人間にはあまえる。意識してとっている行動だろうか、だとしたらかなりずる賢い犬だ
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