11・19コロナの苦しい思い出 (2021/11/18)
体重が増え55キロを超えたと思う。 うれしい。一時は50キロを切り、体重計にのるのがこわかった。 コロナが流行した頃は両替所もほぼ閉まり、円は両替もしてくれなかった。ドルはなんとか両替をしてくれたが、アフリカ人などの両替を求める人で店の前には行列ができた。 仕事もなく、円しかもっていなかった僕は現地通貨レアルがなく、緊縮に緊縮を重ねやっとくらしていた。僕の窮状を知った友人からコメなどの食糧品をもらったときには涙がちょちょぎれるほどうれしかった。食べれず体重が50キロを切ったときにはさすがに驚いた。 日本からブラジルにきた友人が円をドルに換えてくれたり、ドルをもってきてくれ、何とか生き延びた。今は仕事もぽつりぽつりとはいりはじめ、バンドの穴もひとつ減った。体重を計ってはいないが今は55キロを超えているのではないかと思う。 このころは本当にくるしかった。ブラジルにきて一番苦しい時期だったと思う。やはり、親類がひとりもいない海外の暮らしは大変だ。助けてくれた友人に深く感謝したい。 今後どうなるのかわからないが、緊縮を続け、頑張って生きていきたい
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