12・16じじ犬その後 (2021/12/15)
今日は事件が起きた3日目。 じじ犬は昨日から少しずつ食欲が出始め、プロポリス入りの蜂蜜もしっかりなめるようになっていた。プロポリスは自然の抗生物質だし、はちみつにも少なからずの殺菌作用があるので、昨日もなめさせようと手に着けて口元に近づけたが思うようになめてくれなかった。しかし今日はゆで卵の黄身をほぼ1個たべたし、豚肉とコメを煮たものを食べた。確実に食欲が増えた。山は越えたようだ。しかし目は見えず歯もなく、匂いもほとんど嗅ぐことはできなかった。こんな状態でいきていても、つらくて悲しいだけかもしれない。生かしているのはぼくのわがままかもしれない。むすこのいうように安楽死させるのが彼にとって幸せなのかもしれない。自然ならとっくに死んでいる状態である。 しかし、餌を見えない目とほとんど効かない鼻で探して食べる姿をみているとどうしても注射で安楽死をさせる気にはなれなかった。 もうろくして身体は、思うように動かないところだらけのようであるが、別に痛い箇所はなさそうである。いまのところ、自然死するまで面倒はみていきたい、と思っている。できればできるだけながくいきてもらいたい。
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